善光寺|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

善光寺は、長野県長野市に位置する約1400年の歴史を持つ寺院で、宗派や性別を問わずすべての信徒を受け入れる庶民の寺として知られています。本堂は東日本最大規模の仏教建築で、「撞木造」という独特の構造を持ち、国宝に指定されています。御本尊の一光三尊阿弥陀如来は日本最古の仏像とされ、江戸時代には「一生に一度は善光寺参り」と言われ多くの参拝者が訪れました。川中島の合戦で上杉謙信が本陣を構えた場所でもあり、七年に一度の「善光寺前立本尊御開帳」が有名です。山門や経蔵などの重要文化財や檜皮葺の鐘楼も見どころです。

基本情報

名称
善光寺 (ぜんこうじ)
所在地
〒380-0851  長野県長野市大字長野元善町491-イ
アクセス
「長野駅」から路線バスで約15分、「善光寺大門」停下車、徒歩約5分
長野ICから 10km 20分
須坂長野東ICから 10km 20分
駐車場
あり
営業時間
見学自由
連絡先
電話番号:026-234-3591
公式サイト
キーワード

マップ

詳細情報

善光寺は、長野県長野市に位置する、創建以来約1400年の歴史を持つ大寺院です。日本全国に広く知られ、古くから民衆の信仰を集めてきた寺院であり、宗派や性別、身分などに関係なく、すべての人々を分け隔てなく受け入れる「庶民の寺」として信仰されてきました。
善光寺は、阿弥陀如来様とのご縁を結ぶ場として、人々の心の拠り所となり、長い年月にわたって深く広い信仰を得ています。
境内は約5万9000平方メートルとされ、寺域には「大勧進」「大本願」そして39の宿坊が存在し、非常に大規模な寺院群を形成しています。年間の参拝者数は約600万人とも言われており、国内外から多くの人が訪れています。

歴史と信仰の広がり
善光寺は創建以来、源頼朝、武田信玄、徳川家康など、歴史上の権力者からも篤い信仰を受けてきました。特に江戸時代には庶民の参詣が盛んになり、「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど、多くの人々が参拝に訪れました。
また「牛にひかれて善光寺参り」という言葉でも全国的に知られています。
さらに善光寺は、戦国時代の「川中島の合戦」において、上杉謙信が善光寺周辺に本陣を置いたとされることでも知られています。

善光寺の御本尊(一光三尊阿弥陀如来)
善光寺の御本尊は、一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)です。一つの光背(こうはい)の中に、中央に阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩、勢至菩薩が立つ形式であり、この様式は特に「善光寺式阿弥陀三尊像」とも呼ばれています。
この御本尊は、日本に仏教が伝来した際に渡ってきた仏像の一つと伝えられており、日本最古の仏像とも言われています。
ただし御本尊は「絶対秘仏」とされているため、普段その姿を見ることはできず、本堂最奥の瑠璃壇(るりだん)に安置されています。

善光寺本堂の特徴(国宝)
善光寺本堂は、1707年に建立された非常に大きな木造建築で、国宝に指定されています。東日本最大級の国宝木造建築としても知られています。
本堂は上から見ると、鐘を打つ道具である撞木(しゅもく)のようなT字型の構造になっており、この形式は「撞木造(しゅもくづくり)」と呼ばれています。
また本堂内部は、入り口側を「俗世」、最奥部を「極楽」とするように空間が構成されています。
外陣には閻魔大王が配置され、人間の罪を裁く存在として信仰されています。一方、内陣には弥勒菩薩と地蔵菩薩が置かれ、俗世の救済を象徴しています。そして最奥の瑠璃壇には秘仏の御本尊が安置されています。
本堂では毎日欠かさず「お朝事(あさじ)」が行われ、参拝者は厳かな儀式を体験することができます。

お戒壇巡り(善光寺参りの重要行事)
善光寺参りで特に有名なのが「お戒壇巡り(かいだんめぐり)」です。これは本堂の床下にある真っ暗な回廊を進み、御本尊の真下を通ることで、極楽往生のご縁を結ぶという信仰行事です。
通路は一寸先も見えないほど暗く、参拝者は壁を手探りしながら進みます。そして途中にある「極楽の錠前(じょうまえ)」に触れることで、御本尊と直接結縁できるとされています。

お数珠頂戴
善光寺では「お朝事」の前後に、住職が参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授ける「お数珠頂戴(おじゅずちょうだい)」も行われています。これは善光寺ならではの体験として人気があり、参拝者にとって大きな信仰体験となっています(状況により中止される場合があります)。

びんずる尊者
善光寺本堂に入るとまず目に入るのが「びんずる尊者」です。びんずる尊者の像は、三百年以上にわたり多くの人に撫でられ続け、表面がつるつるになっています。
自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でることで、病気や痛みが癒されると信じられており、善光寺参拝の象徴的存在となっています。

山門(三門)
善光寺の本堂正面にある山門(三門)は、1750年建立で、大きく立派な門として知られています。ここには有名な「鳩字(はとじ)の額」が掲げられています。
鳩字とは、「善光寺」という文字の中に五羽の鳩が隠れているとされることに由来しています。
山門の上層部は拝観可能で、文殊菩薩騎獅像や四天王像、四国八十八ヶ所霊場ゆかりの仏像などが安置されています。また回廊からは長野市内を一望でき、本堂を上から眺めることもできます。

経蔵
経蔵は1759年建立で、内部には八角形の「輪蔵(りんぞう)」があります。輪蔵の中には、すべての経典を収めた「一切経」が納められています。
輪蔵は参拝者が実際に回すことができ、回すことで中のすべての経典を読んだのと同じ功徳が得られるとされています。重要文化財でありながら参拝者が体験できる点も、善光寺の大きな魅力です。

仁王門
善光寺参りの入口にあたる仁王門は、1918年建立です。ここには仏敵から寺を守る役割を持つ仁王像が安置されています。
正面には阿形像と吽形像、背面には三宝荒神や三面大黒天が配置されています。仁王像は高村光雲・米原雲海によって制作され、絶妙なバランスで支えなしに自立している点が特徴です。

日本忠霊殿
日本忠霊殿では、戊辰戦争から第二次世界大戦までの戦没者を供養しています。併設された史料館では善光寺の歴史に関する収蔵品や、ダライ・ラマ14世がお魂入れした砂曼荼羅なども展示されています。

大勧進・大本願(護持運営の中心)
善光寺は無宗派の寺院として知られていますが、現在は天台宗の大勧進と浄土宗の大本願によって護持運営されています。
大勧進は天台宗側の本坊、大本願は浄土宗側の本坊であり、それぞれが善光寺を支える重要な存在となっています。両寺の住職が善光寺住職を兼ねています。

仲見世通りと境内の見どころ
善光寺の参道には「仲見世通り」があり、石畳の両側に多くの商店が並び、食事や土産物の購入ができます。本堂へ続く石畳は約7,777枚あるとも言われ、善光寺の見どころの一つです。
仲見世通りを北へ進むと、源頼朝が乗った馬が蹄を挟んだとされる「駒返橋」も見ることができます。
また山門西側には、回向柱納所、爪彫如来、仏足跡、佐藤兄弟供養塔など歴史的な見どころが多くあります。特に回向柱は、七年に一度の御開帳で建てられる柱であり、御開帳後は納所に移され、土に還るとされています。

御朱印・授与品・宿坊
善光寺では多様な御朱印が用意されており、通常の「善光寺」御朱印のほか、摺仏、びんずる尊者、山門、経蔵、忠霊殿などに関連した御朱印も授与されています。時期によっては特別御朱印も授与されます。
境内東側には授与品所があり、お守りやお札、おみくじを受けることができます。また納経所では祈願や供養の申し込み、御朱印の受付も行っています。
さらに善光寺には39の宿坊があり、参道周辺に建ち並んでいます。参拝者が宿泊できる宿坊としても利用され、寺院名に「院」が付くものは天台宗、「坊」が付くものは浄土宗の寺院とされています。

御開帳(七年に一度の大行事)
善光寺の大きな行事として、数え年で七年に一度行われる「善光寺前立本尊御開帳(ぜんこうじまえだちほんぞんごかいちょう)」が有名です。普段は秘仏である御本尊の代わりとなる前立本尊が公開され、全国から多くの参拝者が訪れる大イベントとなっています。

善光寺は、約1400年にわたって人々の信仰を集めてきた歴史ある寺院であり、宗派を問わず誰でも受け入れる「庶民の寺」として全国的に知られています。国宝である本堂や秘仏の御本尊、一光三尊阿弥陀如来を中心に、戒壇巡りやお朝事など独自の信仰体験ができる点が大きな魅力です。
また山門や経蔵、仁王門など多くの重要文化財があり、仲見世通りや宿坊の風情も楽しめます。さらに七年に一度の御開帳は、善光寺信仰を象徴する特別な行事として、多くの人々を惹きつけています。
善光寺は、今も昔も人々の心の拠り所として、深く広い信仰を受け続けている寺院です。

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