国立科学博物館

国立科学博物館|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

国立科学博物館は、日本で最も歴史があり、規模も大きな科学博物館です。1877年に設立され、現在は東京・上野恩賜公園に位置しています。展示内容は多岐にわたり、宇宙から恐竜、日本の自然や科学技術の進展まで網羅しています。特に「人類と自然の共存をめざして」というテーマに基づいて、地球環境や生物多様性、科学技術の影響について考察を促します。

展示は主に「日本館」と「地球館」の二つの建物で構成されています。日本館では、日本列島の自然とその歴史、人々との関わりに焦点を当てています。一方、地球館では地球上の生命や環境の変遷、人類の進化といった広範なテーマが扱われています。
見どころの一つは、360度の全球型映像施設で、視覚的にもインパクトがあります。また、光や磁石、電気を使った実験コーナーは、特に子供たちに大人気。さらに、ハチ公やパンダのはく製、16世紀に中国に落ちた南丹隕石など、多種多様な展示があります。
この博物館は、国内外の研究機関や企業と連携し、科学リテラシーの向上や社会と科学のコミュニケーションを促進する活動も積極的に行っています。研究者や学会と協力し、450万点以上の資料を研究・保管しています。
国立科学博物館は、学術研究から家族での教育・楽しみまで、多くの人々にとって価値ある施設です。是非、一度訪れてみてください。

基本情報

名称
国立科学博物館 (こくりつかがくはくぶつかん)
所在地
〒110-8718 東京都台東区上野公園7−20
アクセス
JR「上野」駅公園口より徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅より徒歩10分
京成電鉄「京成上野」駅より徒歩10分
駐車場
駐車場 なし
営業時間
9:00〜17:00、金・土曜は〜20:00(閉館、一部時期により異なる)
定休日
月曜日(祝日の場合その翌日)、年末年始(12月28日~1月1日) ※特別展開催中は、休館日が変更になることがあります。
料金
一般・大学生630円

※高校生以下は無料
連絡先
電話番号:050-5541-8600
公式サイト

マップ

詳細情報

国立科学博物館(通称:科博)は、1877年(明治10年)に設立された、日本で最も歴史ある総合科学博物館の一つです。東京・台東区の上野恩賜公園内に位置し、自然史および科学技術史に関する日本唯一の国立総合科学博物館として、研究・展示・教育の三つの柱で活動を展開しています。

博物館の構成と施設
国立科学博物館は、主に「日本館」と「地球館」の二つの建物で構成されています。

日本館(旧本館)は、1931年に建設された歴史ある建築で、重要文化財にも指定されています。日本列島の自然環境の特徴や、その中で育まれた生物多様性、日本人の生活や文化の変遷などをテーマに展示が行われています。

地球館は、地球規模での生命の進化、環境の変遷、科学技術の発展などを扱う現代的な展示施設です。恐竜の全身骨格、鉱物、隕石、人類の進化、科学技術史の展示などがあり、幅広い視点から自然と科学に触れられます。

そのほか、筑波地区には実験植物園や研究棟・標本棟があり、東京都港区の白金台には「附属自然教育園」(国指定天然記念物)が整備されています。

主な展示と見どころ
恐竜の骨格標本や絶滅動物の復元模型などは子どもから大人まで人気の高い展示です。

ハチ公(忠犬ハチ公)やジャイアントパンダの剥製、16世紀に中国で落下した南丹隕石の一部など、多彩な標本が展示されています。

360度の全球型映像施設『シアター36○(サンロクマル)』では、宇宙や生命、自然現象などを迫力ある映像で体験できます。

光、音、電磁気などの原理を体験的に学べる実験コーナーも人気で、特に子どもたちに大変好評です。

未就学児と保護者向けの展示室も整備されており、家族での来館にも適した工夫がなされています。

ミッションと活動
国立科学博物館は、「人類と自然の共存をめざして」を基本テーマとし、以下の3つの主要事業を柱に活動しています。

調査・研究
自然界や科学技術に関する基礎的・応用的な調査研究を推進し、人類の知的探究に貢献しています。

標本資料の収集・保管・活用
自然史・科学技術史に関する標本や資料を体系的に収集し、450万点を超える貴重なコレクションを将来にわたって保管・継承しています。

展示・学習支援
研究成果を活用した展示や教育プログラムを通じて、科学的知識の普及と学習支援を行っています。

また、国内外の大学・研究機関・企業とも連携し、科学リテラシーの向上や、社会と科学の橋渡しにも積極的に取り組んでいます。

キャッチコピーとシンボルマーク
2007年(平成19年)の開館130周年を記念し、国立科学博物館はキャッチコピー「想像力の入口」を掲げ、新しいシンボルマークも導入しました。
シンボルマークは、恐竜の歯や花びら、炎、門などを想起させる自由で多義的なデザインで、人々の好奇心と想像力を刺激し、「感動から知識へ」の入口となる存在を象徴しています。

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