国会議事堂|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

国会議事堂は、東京メトロ国会議事堂前駅から徒歩3分に位置する日本の立法の中心です。1920年に着工し、1936年に完成しました。中央塔を挟み、左が衆議院、右が参議院となっています。内部は日本建築の粋を集めた荘厳な造りで、平日には見学も可能です。参議院は事前予約が必要ですが、衆議院は予約不要で見学できます。本会議場や中央広間、御休所などを約1時間かけて巡ります。秋には銀杏並木が美しく色づき、多くの人が訪れる名所でもあります。

基本情報

名称
国会議事堂 (こっかいぎじどう)
所在地
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
アクセス
地下鉄「国会議事堂前」駅1番出口から徒歩3分
地下鉄「永田町」駅1番出口から徒歩3分
駐車場
周辺の有料駐車場をご利用ください。
営業時間
衆議院8:00~17:00(最終受付16:00)、土・日曜・祝9:30、10:30、11:30、13:00、14:00、15:00
参議院9:00~16:00(毎正時)
※本会議が開かれる日は、開会予定時刻の1時間前から散会までの間は見学できません。
定休日
衆議院・参議院により異なります。
料金
無料
連絡先
電話番号:03-5521-7445
公式サイト

マップ

詳細情報

国会議事堂は、日本の国政の中枢を担う国会が置かれている施設で、東京都千代田区永田町にあります。東京メトロ「国会議事堂前駅」から徒歩約3分という立地にあり、衆議院と参議院の二院制をとる国会の活動の場となっています。ここでは、法律の制定や予算の議決、内閣総理大臣の指名など、国政にかかわる重要な議事が行われます。

歴史と建設の経緯
初めて帝国議会が開かれたのは1890(明治23)年で、当時の第一次仮議事堂はわずか2ヶ月で焼失しました。続いて建設された第二次仮議事堂も火災により焼失し、その後、第三次仮議事堂が建設されました。
 
現在の国会議事堂の建設は、1920(大正9)年に実施された一般公募で選ばれた案を基に、内務省技師の渡辺福三氏らが実施設計を担当し、着工されました。しかし、仮議事堂の焼失による対応などもあって工事は一時中断され、最終的に着工から17年後の1936(昭和11)年に完成しました。

建物の概要
国会議事堂は、鉄骨鉄筋コンクリート造で地上3階(中央塔は4階)、地下1階建てです。建物全体の長さは約206メートル、奥行きは約89メートル、中央塔の高さは約65メートルにもなります。建設には全国から約3万トンの花崗岩や大理石が使用され、延べ254万人が関わったとされています。

建物は左右対称の構造で、正面から見て左が衆議院、右が参議院となっています。

見学について
国会議事堂は、事前予約により見学が可能です。衆議院・参議院のどちらも無料で見学でき、所要時間は約1時間です。職員による案内付きで、定められたコースを巡ります。

参議院見学コース
参観ロビー(議長のギャベル複製、天皇陛下の御椅子など展示)
本会議場
御休所
中央広間
前庭

衆議院見学コース
本会議場
御休所
貴族室
中央広間
前庭

売店も併設されており、国会議事堂限定のお菓子や、歴代首相のイラスト入りクリアファイルなどのオリジナルグッズも販売されています。

中央広間と建築美
中央広間は、議事堂で最も高い中央塔の真下に位置しており、天井高は約33メートルあります。ここには日本の議会政治に功績を残した伊藤博文(初代内閣総理大臣)、大隈重信(早稲田大学創設者で首相経験者)、板垣退助(自由民権運動の先駆者)の銅像が置かれています。未だに銅像が建てられていない4つ目の台座は、「政治に完成はない」という象徴とされており、多くの逸話があります。

広間の床には約100万個ものモザイクが施されており、10数種類の大理石が使われています。柱や壁には沖縄産の珊瑚石灰岩が用いられ、貝の化石が見られる点も特徴です。四隅には日本の四季を描いた油絵が飾られています。

御休所の華麗な装飾
天皇陛下が開会式の際に休憩される「御休所」は、国会議事堂の中でも最も豪華な部屋です。内装には本檜や漆塗り、金箔、螺鈿(らでん:貝殻を使った装飾技法)など、日本の伝統工芸の粋が凝縮されています。かつてはこの部屋から富士山が見えたとも伝えられていますが、現在は周囲の建物により見ることはできません。

議場の構造
本会議が行われる議場は2階にあり、吹き抜け構造となっています。天井はステンドグラスの天窓で、唐草模様が美しく配されています。議席は半円形に並び、衆議院の本会議場には460席が設けられています。これは現行の議員数よりも多く、将来の増員も見越した設計となっています。

音響設計にも工夫が凝らされており、木材や絹布を多用し、反響を抑える構造となっています。

前庭とライトアップ
国会議事堂の前庭には、1970(昭和45)年の議会開設80周年を記念して全国から寄贈された「都道府県の木」が植えられています。また、1990(平成2)年の議会開設100周年を記念して噴水も設置されました。

11月中旬には、建物正面にある約300メートルの銀杏並木が黄金色に染まり、「黄金ロード」とも呼ばれる美しい紅葉スポットとしても知られています。

さらに、議会開設100周年を記念し、平成2年11月以降は通常国会の会期中、日没から20時まで中央塔がライトアップされ、夜の国会議事堂は幻想的な雰囲気に包まれます。

#伝統文化体験 #文化財・史跡

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