カップヌードルミュージアム 横浜|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- カップヌードルミュージアム 横浜 (かっぷぬーどるみゅーじあむ よこはま)
- 所在地
- 〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
- アクセス
- JR京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩12分
みなとみらい線「みなとみらい」駅または「馬車道」駅から徒歩8分 - 駐車場
- 駐車場 あり 40台
- 営業時間
- 10:00 -18:00 (入館は17:00まで)
- 定休日
- 火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
- 料金
- 大人1,000円
高校生以下500円 - 連絡先
- 電話番号:045-345-0918
- 公式サイト
マップ
詳細情報
カップヌードルミュージアム 横浜は、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を生み出した日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブシンキング(創造的思考)」をテーマとする体験型食育ミュージアムです。子どもたち一人ひとりの中に眠る創造力や探究心を刺激し、楽しみながら育てることを目的に、発明の歴史や体験アトラクションを通して未来の創造力をはぐくむ場として設計されています。
■ ミュージアムの理念と成り立ち
本館は、百福が抱き続けた「子どもたちに発明・発見の大切さを伝えたい」という願いを具現化した施設です。1999年に開館した大阪府池田市の「インスタントラーメン発明記念館」に続き、2011年に横浜みなとみらいで開館しました。クリエイティブディレクションはアートディレクター・佐藤可士和氏が担当し、建築デザインから展示のコンセプト、ロゴマークに至るまで総合的にプロデュースしています。ロゴの“!”は、発明の驚き・発見の喜び・創造力の芽生えを象徴しています。
■ 安藤百福の人生と発明ストーリーを追体験
ミュージアムでは、百福の発明と、その背景にある思考法をわかりやすく紹介しています。
● MOMOFUKU TV
CGアニメによる約14分の上映で、百福の一生を通し「観察」「発想」「簡素化」「試行錯誤」「スピード」「あきらめないこと」といったクリエイティブシンキングの重要性を学べます。
● 研究小屋の再現展示
百福が大阪・池田の自宅裏庭に建てた小屋を忠実に再現。特別な道具がない環境で、わずか4時間睡眠で研究を続け「チキンラーメン」を完成させた情熱と粘り強さが伝わります。
● 発明の歴史展示
チキンラーメン、カップヌードル、そして宇宙食「スペース・ラム」へと続く発展の歴史を時系列で紹介します。アメリカ視察時、割ったチキンラーメンを紙カップに入れて食べる姿をヒントにカップヌードル発明へつながった逸話も紹介されています。
■ インスタントラーメンの進化と“世界食”への道
百福は、発明した「瞬間油熱乾燥法」や製造の考え方を惜しみなく共有し、インスタントラーメンは世界中で普及しました。展示では技術革新の仕組みや、無重力環境で食べるために工夫された宇宙食麺など、多様な進化を紹介しています。
■ 多彩な体験型アトラクション
体験を通して学べることも、ミュージアムの大きな魅力です。
● チキンラーメンファクトリー(要予約)
粉をこね、生地をのばし、麺を作って揚げるまでの工程を自分の手で体験できます。小学生以上が対象で、親子にも人気です。
● マイカップヌードルファクトリー
無地のカップに絵を描き、4種のスープと12種の具材から好みを選んで世界に一つだけのカップヌードルを作れます。麺のセットから封蓋、シュリンク包装まで製造工程が見られ、完成品はエアパッケージに入れて持ち帰ることができます。
■ 世界の麺文化を味わう「ワールド麺ロード」
アジアのナイトマーケットをイメージした「NOODLES BAZAAR-ワールド麺ロード-」では、世界各地の麺料理を小サイズで味わえます。国やメニューは変更されることがありますが、中国・タイ・ベトナム・イタリアなど多彩な麺文化に触れられる人気スポットです。
■ 「創造的思考」を体感する空間デザイン
館内の動線や展示のレイアウト、グラフィックデザインは、百福の思考プロセスを追体験できるよう構成されています。人生の転機を紹介するコーナーや、インスタントラーメンの歴史をまとめたウォール展示など、訪れるたびに新しい発見があります。
■ 学び・体験・食の三位一体のミュージアム
ミュージアムの目的は、単に食の歴史を学ぶだけではなく、「自分で考え、自ら創り出す楽しさ」を体験してもらうことです。展示は多言語にも対応し、国内外の来館者が楽しめるよう工夫されています。百福の発明ストーリーに触れ、体験で達成感を味わい、世界の麺文化を味わえる、学びと遊びが融合した唯一無二の施設です。