彫刻の森美術館

彫刻の森美術館|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

彫刻の森美術館は、1969年にフジサンケイグループにより、国内初の野外美術館として箱根に設立されました。約7万㎡の広大な敷地には、ロダン、ムーア、ミロなど、近現代の巨匠120点以上の作品が展示されており、訪れる人々は季節や天候の変化に合わせて、豊かな自然の中でアートを満喫できます。また、300点以上のピカソのコレクションが展示されるピカソ館を含む5つの室内展示場もあります。子供たちには体験型のアート作品やプレイスカルプチャーが楽しめ、家族で一日中過ごせます。更に、敷地内に湧く天然温泉の足湯も設けられ、アート鑑賞と共にリラクゼーションも楽しめます。

基本情報

名称
彫刻の森美術館 (ちょうこくのもりびじゅつかん)
所在地
〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
アクセス
[電車]箱根登山鉄道「彫刻の森」駅より徒歩約2分 [車]東名高速・厚木IC→小田原厚木道路→国道1号線→宮ノ下交差点左折→強羅方面右折→県道723号線 約500m
駐車場
駐車場 あり
営業時間
開館時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日
年中無休
料金
大人:1,600円
大学生:1,200円
高校生:1,200円
中学生:800円
小学生:800円
連絡先
電話番号:0460-82-1161
公式サイト
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詳細情報

彫刻の森美術館は、1969年にフジサンケイグループによって開館した、日本で最初の本格的な野外美術館です。現在は「公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団」が運営を担っており、自然と芸術が調和した開かれた美術館として多くの人々に親しまれています。箱根の山々を望む約7万㎡もの広大な庭園には、ロダン、ヘンリー・ムーア、ミロ、ニキ・ド・サンファルといった近・現代を代表する彫刻家の作品が常設展示され、その数は約120点にのぼります。四季折々に変化する自然とともに作品を鑑賞でき、屋外彫刻・室内展示・足湯・体験型作品などを一度に楽しめる美術館とレジャーの魅力を兼ね備えたスポットです。

歴史とコンセプト
開館年:1969年(昭和44年)
設立主体:フジサンケイグループ
※現在の運営主体は「公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団」
コンセプト:
自然と芸術の調和
彫刻を中心とした近・現代美術の紹介
子どもから大人まで楽しめる「開かれた美術館」

屋外展示は風雨や四季の移ろいにさらされることで、作品そのものが時間とともに変化し、自然の一部として感じられるよう工夫されています。
また、室内展示も含め、歩いて・触れて・遊んで・浸かって楽しめる点が特徴です。

屋外展示の魅力
常設の野外彫刻
約7万㎡の芝生と木立の中に、国内外の彫刻家による名作が点在しています。
素材はブロンズ、石、ステンレス、アルミニウムなど多様で、一部の作品は触れることもでき、散策しながら自然とアートを同時に味わうことができます。

代表的な作品
「浮かぶ彫刻 3」(マルタ・パン)
池に浮かぶ赤い彫刻で、水や風の動きによってゆっくり姿を変えます。
「ミス・ブラック・パワー」(ニキ・ド・サンファル)
力強い姿とカラフルな模様が特徴で、芝生の上で存在感を放ちます。
「ファニチャー」(クライン ダイサム アーキテクツ)
目玉焼きをモチーフにしたベンチのような作品で、白身に腰を下ろしたり寝そべったりして楽しめます。
「星の庭」(井上武吉)
星形の迷路のような空間作品で、子どもたちの冒険心をくすぐります。

ピカソ館(ピカソ・パビリオン)
彫刻の森美術館の大きな特徴が、世界有数といわれるピカソ・コレクションです。
ピカソ館は、ピカソの長女マヤ・ピカソから 188点の陶芸作品を一括で譲り受けたことが開館のきっかけ となり、日本で初めての私立によるピカソ美術館として誕生しました。
収蔵点数:
陶芸作品を中心に、絵画、版画、素描、彫刻、金銀のオブジェなど、319点 を所蔵。
その一部をテーマに応じて順次公開しています。
展示の特徴:
ピカソの幅広い表現技法や晩年の自由な造形の魅力を、一つの館内でバランスよく鑑賞できる構成となっています。

子ども向け・体験型アート
ネットの森(Woods of Net)
カラフルな巨大ネットの中に子どもが入り込み、遊びながらアートを体験できる人気作品です。
ネットに登る、転がる、ぶら下がるなど、全身で色彩と造形感覚を味わえます。
利用できるのは おおむね小学生まで が対象で、大人は外から見守るよう推奨されています。
プレイスカルプチャー
滑り台やトンネルなどの遊具的構造を持つ作品が並び、「触って遊ぶ」ことを前提にしたアート体験が楽しめます。
新休憩エリア「ポケっと。」
芝生の斜面にカラフルなチェアやソファが並ぶリラックスエリアで、親はくつろぎつつ、子どもは周囲の作品で遊べる空間です。

シンボル的な屋外作品
幸せをよぶシンフォニー彫刻(Symphonic Sculpture)

フランスのステンドグラス作家ガブリエル・ロアールによる、高さ約18mの塔状作品です。
内部はらせん階段となっており、壁一面のステンドグラスから差し込む光が幻想的な空間をつくります。
中段の踊り場や最上部の展望スペースからは、美術館の庭園を一望できます。
天候や時間帯で光の表情が変わるため、訪れるたびに違う雰囲気を楽しめます。

温泉足湯とリラクゼーション
敷地内から湧き出る温泉を利用した 源泉かけ流しの足湯 が併設されており、作品鑑賞の合間に足元から温まりながら休憩できます。
箱根ならではの温泉文化と芸術鑑賞の両方を楽しめる、彫刻の森美術館ならではの魅力です。

シールラリーなどの参加型プログラム
子どもに人気の「シールラリー」など、参加型のイベントが随時行われています。
例として、
魔女ユーリーを倒す力を持つ7人の勇者(彫刻)を探すストーリー形式の企画
作品を探してシールを貼り、最後にクイズに正解すると缶バッジがもらえるコース
など、ゲーム感覚で作品鑑賞を楽しむ工夫がされています。
※内容は時期により変わるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

彫刻の森美術館は、
日本初の本格的野外美術館としての歴史
自然と響き合う約120点の屋外彫刻
世界有数のピカソ・コレクション
ネットの森やプレイスカルプチャーなど、子どもが遊べる体験型作品
源泉かけ流しの温泉足湯や芝生の休憩エリア
といった魅力が一体となった、一日中楽しめるアート&レジャースポットです。
芸術鑑賞が好きな方はもちろん、家族旅行や箱根観光でリフレッシュしたい方にも強くおすすめできる美術館です。

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