鳴子峡|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 鳴子峡 (なるこきょう)
- 所在地
- 〒989-6827 宮城県大崎市鳴子温泉尿前
- アクセス
- JR「鳴子温泉」駅から中山平側入口まで徒歩約60分
JR「中山平温泉」駅から中山平側入口まで徒歩約30分
紅葉シーズンには「鳴子温泉駅」または「中山平温泉駅」より、臨時バス「紅葉号」が運行する - 駐車場
- あり
- 営業時間
- 4月下旬~11月中旬
9:00〜16:00 - 料金
- 無料
- 連絡先
- 電話番号: 0229-83-3441
- 公式サイト
マップ
詳細情報
鳴子峡は、宮城県大崎市に位置する大谷川の浸食によって形成された深さ約100メートルの大峡谷で、国の名勝に指定され、栗駒国定公園にも含まれています。断崖絶壁が約2.5キロにわたり続き、白い岩肌と奇岩、そこに生い茂る木々が壮大な景観を作り出しています。春から夏には新緑が美しく、秋には東北有数の紅葉名所として知られ、例年10月中旬から11月中旬にかけてカエデやブナ、ナラなどが赤や黄に染まり、常緑樹の緑と絶妙なコントラストを見せます。気候によって見頃の時期が前後するため、訪れる際は最新情報を確認するのがおすすめです。
代表的な景観スポットは、美しいアーチを描く「大深沢橋」です。橋の上からは谷底まで続く断崖を一望でき、運が良ければトンネルを抜けて走るJR陸羽東線の列車に出会うこともあります。また「鳴子峡レストハウス」には展望デッキや見晴台が整備され、食事やお土産の購入も可能です。紅葉シーズンには撮影スポットとして多くの人で賑わいます。
さらに自然をじっくり体感するなら、全長約2.2キロの「大深沢遊歩道」がおすすめです。舗装されて歩きやすく、高低差も少ないため約50分で一周でき、川のせせらぎや澄んだ空気を感じながら峡谷美を間近で楽しめます。ただし冬期は閉鎖されるので注意が必要です。加えて「鳴子峡遊歩道」もあり、大谷川沿いを進む道からは「猿の手掛岩」や「屏風岩」など珍しい岩を望むことができますが、近年は落石や災害の影響で一部区間が通行止めとなっているため、分割ルートでの散策が基本となります。訪れる際は事前に通行状況をご確認ください。
アクセスは、東北新幹線のJR古川駅から陸羽東線に乗り換え、「鳴子温泉駅」または「中山平温泉駅」で下車します。レストハウスや大深沢遊歩道を利用する場合は中山平温泉駅が便利で、鳴子口遊歩道を利用する場合は鳴子温泉駅が最寄りです。
四季折々に異なる表情を見せる鳴子峡ですが、特に紅葉シーズンには全国から多くの観光客が訪れ、迫力と美しさを兼ね備えた景観を楽しむことができます。