北方文化博物館|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 北方文化博物館 (ほっぽうぶんかはくぶつかん)
- 所在地
- 〒950-0205 新潟県新潟市江南区沢海2-15-25
- アクセス
- JR新潟駅より車で約20分
JR信越本線「新津駅」より車で約10分
日本海東北自動車道「新潟亀田IC」より車で約10分
磐越自動車道「新津IC」より車で約10分 - 駐車場
- 400台
- 営業時間
- 4月~11月 9時~17時、12月~3月 9時~16時30分
- 定休日
- 無休
- 料金
- 大人:800円
中小学生:400円 - 連絡先
- 電話番号: 025-385-2001
- 公式サイト
- キーワード
マップ
詳細情報
北方文化博物館は、新潟県新潟市江南区に所在する、新潟随一の豪農として知られる伊藤家の旧大邸宅を保存・公開している博物館です。越後屈指の大地主であった伊藤家の歴史と、新潟の地方文化、豪農の暮らしぶりを、当時の姿をとどめながら今に伝えています。その壮大な規模と格式から、「豪農の館」とも称されています。
敷地面積は約8,800坪におよび、主屋、大広間棟、茶室、蔵、門土蔵などが配置されています。母屋は延床約1,200坪、部屋数は65室を数える純日本式の大邸宅で、周囲には土塁や塀、濠が巡らされています。総欅造り唐破風の大玄関や土蔵造りの門など、現存する新潟の豪農屋敷の中でも最大級の規模と豪壮さを誇ります。
伊藤家の本邸は、明治22年(1889年)に八年の歳月をかけて完成しました。主屋棟は、五代当主が明治20年(1887年)頃に建てた近代和風の大邸宅で、七段にも組まれた梁や、長さ約30メートルに及ぶ丸桁など、当時の高度な建築技術を見ることができます。かつては約60人もの使用人が働いており、広大な台所や囲炉裏、通り土間などから、豪農の賑やかな暮らしぶりをうかがうことができます。
主屋棟と廊下でつながる大広間棟には、約100畳に及ぶ巨大な書院造の座敷が広がります。総欅造りの大玄関が直結する最も格式の高い空間で、年に数回の特別な行事の際にのみ使用されました。柱を極力少なくした造りにより、庭園との一体感が生まれ、開放的で格調高い空間となっています。
敷地内には五つの茶室が点在する池泉回遊式庭園が広がっています。この庭園は、「千人の茶人をもてなす庭」を構想した七代当主の想いを受け、柏崎市出身の庭匠・田中泰阿弥によって作庭されました。田中泰阿弥は、銀閣寺ゆかりの石組を発掘・復元したことで知られる名匠で、五年の歳月をかけて庭園を完成させました。昭和33年に完成したこの庭園は、各建物からの眺めが巧みに計算され、四季折々に異なる表情を見せます。
北方文化博物館の象徴ともいえるのが、敷地中央に立つ樹齢150年を超える大藤です。一つの木から広がる藤棚は約80畳にも及び、毎年5月初旬から中旬にかけて藤色の花房を垂らします。長いものでは1メートル近くに伸び、上品な甘い香りが辺りを包みます。開花時期には夜間ライトアップも行われ、昼とは異なる幻想的な美しさを楽しむことができます。
また、藤を愛した八代当主・伊藤文吉にちなみ整備された第二庭園「八藤園」では、白、紫、ピンク、混合、長藤など八種類の藤がカギ型に連なり、春の風景を華やかに彩ります。
そのほか、正三角形の数寄屋風書院「三楽亭」は、六代当主が自ら設計し、明治24年(1891年)に完成した建物です。書斎や茶室として使用されたほか、当主が瞑想を行った空間とも伝えられ、内部の柱や建具、畳に至るまで三角形や菱形の意匠が施されています。
館内には、伊藤家歴代当主が収集してきた鍋島焼や伊万里焼などの貴重な美術品も展示されています。また、刈羽や吉ヶ平から移築された古民家もあり、特に刈羽の古民家は江戸時代初期の姿をとどめる貴重な文化財として保存されています。
庭園では、春の桜、初夏の藤、夏の大賀ハス、秋の紅葉、冬の雪吊りと、四季折々の風景が楽しめます。紅葉の季節には、朱や黄に松の緑が映え、100畳敷の大広間から眺める景色は、まるで錦の山のような美しさです。冬には雪吊りが施され、静寂に包まれた雪景色が広がります。
北方文化博物館は、伊藤家が築いた豪農文化の粋と、新潟の自然美、そして職人の技が結集した場所です。建築、庭園、歴史、そして四季の移ろいを通して、新潟の文化と精神を深く感じることができる、新潟県を代表する文化施設です。
【北方文化博物館】関連動画
新潟県の観光スポット
新潟県の観光スポット一覧を見る新潟市水族館 マリンピア日本海
マリンピア日本海は、日本海側有数の規模を誇る水族館で、約500種2万点の水生生物に出会えます。特に、日本海大水槽の底を通るマリントンネルは、まるで海中散歩をしているかの...