十和田湖

十和田湖|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

十和田湖は、雄大で美しいカルデラ湖で、開放的な大パノラマが広がり、静かな湖面は四季折々の風景を鏡のように映します。湖の最深部は327mで、日本3位の深さを誇ります。約20万年前に形成されたこの湖は、神秘的で、冬でも凍らない「神秘の湖」とも呼ばれます。湖畔には高村光太郎の「乙女の像」があり、四季を通じて、新緑、紅葉、氷柱・氷瀑を楽しむことができます。湖の周辺には自然林が広がり、植物や動物たちが繁茂します。特別名勝地に指定され、ヒメマスが名産です。十和田湖は、十和田八幡平国立公園内に位置し、アクセスも良好です。青森駅から車で約2時間で到着します。ここでは、カヌー、遊覧船、サイクリング、湖岸遊歩道での散策など、多様なアクティビティが楽しめます。また、「十和田神社」は、パワースポットとしても知られており、多くの訪れる人々に癒しと感動を与えています。

基本情報

名称
十和田湖 (とわだこ)
所在地
青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
アクセス
JR新青森駅よりJRバスで
約3時間10分(夏季)
約4時間(冬季)
駐車場
あり
営業時間
見学自由
連絡先
電話番号:0176-75-1531
公式サイト

マップ

詳細情報

十和田湖は、青森県と秋田県の県境にまたがる、雄大で神秘的なカルデラ湖です。十和田八幡平国立公園を代表する景勝地のひとつであり、標高およそ400メートルに位置する湖は、まるで空や山々を鏡のように映し出す、静寂に包まれた世界をつくり出しています。

春の新緑、夏の深い緑、秋の錦絵のような紅葉、そして冬の厳かな雪景色と、訪れる季節ごとに異なる表情を見せてくれます。

圧倒的なスケールと神秘の地形
十和田湖は、およそ20万年前に始まった火山活動によって形成された「二重カルデラ湖」です。巨大な噴火によってできた陥没地に、長い年月をかけて雨水がたまり、今の湖となりました。

湖の周囲は約46km、最深部の水深は327メートルに達し、日本で3番目に深い湖として知られています。このダイナミックな地形は、地球のエネルギーと悠久の時間の流れを実感させてくれます。

湖の中央部には御倉半島と中山半島が突き出しており、そのあいだに広がる「中湖」が最も深いエリアです。北国にありながら全面が凍ることが少なく、冬でも静かに水をたたえる様子から「神秘の湖」とも呼ばれています。

四季を彩る自然と命の営み
湖の周囲には、ブナやミズナラなどの自然林が広がり、多様な動植物が共生する豊かな森を形成しています。春には山桜が咲き誇り、5月から6月には新緑が湖畔を包み込みます。10月中旬から下旬には外輪山が紅葉に染まり、見事な錦絵のような景色が広がります。

冬になると一帯は雪に覆われ、森閑とした銀世界へと変貌します。その静寂の中で感じる自然の力強さと美しさは、心を深く癒してくれます。

遊歩道を歩けば、小さな苔や石、草花などのひとつひとつが、この広大な自然の一部であることを実感できるでしょう。

湖上と自然を楽しむアクティビティ
十和田湖では、四季を通じて多彩なアウトドア体験を楽しむことができます。

遊覧船:休屋(やすみや)から子ノ口(ねのくち)を結ぶ航路は特に人気で、約50分間の湖上クルーズで、周囲の山々や水面に映る自然の美しさを堪能できます。

カヌー・SUP:4月から11月にかけて、湖面を静かに進むアクティビティが体験できます。自然と一体になるような感覚が魅力です。

サイクリング・ハイキング:湖岸沿いや外輪山のルートでは、爽快なサイクリングや本格的なハイキングを楽しめます。

冬の自然体験:1月から3月には、スノーシューやスノーランブラーを使って雪原を歩き、氷柱や氷瀑を間近で観賞するツアーも人気です。

歴史と神話が息づくスポット
■ 十和田神社 ― 龍神信仰が息づくパワースポット
中山半島に鎮座する「十和田神社」は、古来より龍神信仰の地として知られています。伝説によると、修行僧・**南祖坊(なんそぼう)**が龍と戦い、やがて自らも龍と化して「青龍大権現」として祀られたと伝えられています。

深い森の中にたたずむ社殿は、訪れる人々に静けさと精神的な癒しを与えてくれる特別な場所です。

■ 乙女の像 ― 高村光太郎が遺した愛のかたち
休屋地区の湖畔には、詩人であり彫刻家でもあった高村光太郎の最後の作品「乙女の像」が立っています。1953年に建立されたこのブロンズ像は、彼の妻・智恵子をモデルに制作されたもので、その愛情と詩情が込められています。

台座には、智恵子の故郷である福島県産の黒御影石が使用されており、作品の背景にある物語にも心を打たれます。

十和田湖の味覚と癒し
十和田湖は、ヒメマスの名産地としても知られています。身が柔らかく脂がのったヒメマスは、刺身や塩焼き、甘露煮などで堪能できます。ほかにも、ワカサギ料理や地元の十和田産ワインなど、地域ならではの味覚が楽しめます。

また、近年では湖畔の自然と調和する「十和田サウナ」も注目を集めています。自然の中で心と身体を整えるサウナ体験は、訪れた人に格別の癒しを与えてくれます。

観光シーズン中には遊覧船の運航や、周辺に整った宿泊施設なども充実しており、日帰りでも宿泊でも楽しめる観光地となっています。

十和田湖は、自然・文化・神話が調和した特別な場所です。訪れるたびに新しい発見と感動があり、どの季節も違った魅力にあふれています。

#観光船・乗り物 #登山・ハイキング #キャンプ場

【十和田湖】関連動画

日本一周girl♡in青森県 十和田湖大迫力のLIBツアー!! ハプニング続出の1日。。笑
【青森旅行】十和田湖・奥入瀬渓流観光!観光スポットと十和田湖を巡るドライブ旅
【青森県】日本一周達成おじさんが選んだ 『行って良かった観光スポット 』16選【青森ってスゴイ】
ぶらりひとり旅 青森県十和田湖〜岩手県遠野市カッパ淵
青森県の観光や旅行におすすめ温泉旅館&ホテル10選!奥入瀬渓流/十和田湖/八甲田山/白神山地など魅力満載の地⭐︎青森屋・奥入瀬渓流ホテル・界津軽の3施設も紹介♪
青森十和田ワーケーション特集②十和田湖周辺エリアのワーケーション取り組みと観光スポット現地レポート
十和田湖の旅(八戸→十和田湖→青森、知らず知らずのうちに秋田県に滞在していた)
【青森旅2022】十和田湖観光!ご当地グルメ・十和田バラ焼き&味噌カレー牛乳ラーメン・ダイワロイネット青森【Towada lake in Aomori】
青森県の観光スポット
青森県の観光スポット一覧を見る
黄金崎不老ふ死温泉

黄金崎不老ふ死温泉は、世界自然遺産・白神山地の麓、青森県深浦町の絶景地・黄金崎に位置する温泉旅館です。海と一体化した露天風呂は開放感溢れ、特に日没時は真っ赤な夕陽が...

恐山霊場

恐山は、比叡山・高野山と並び、日本三大霊山と称されます。下北半島に位置するこの霊場は、約1,200年前に慈覚大師円仁によって開かれました。本尊としては、円仁が彫刻した「延...

十二湖(青池)

十二湖は白神山地西部にあり、33の湖沼群からなります。1704年の大地震による山崩れが起源とされ、その結果12の湖沼が見えたことからこの名がつけられました。特に「青池」はそ...

津軽藩ねぷた村

津軽藩ねぷた村は、弘前ねぷたまつりの魅力をはじめとした津軽の文化を存分に体験できる施設です。圧巻の10mの大型ねぷた展示や、笛と太鼓の生演奏が響き渡る中、実際に太鼓を体...

青森魚菜センター 

青森駅から徒歩5分に位置する「青森魚菜センター」は、地元で「古川市場」として親しまれる、創業40年以上の歴史ある市場です。場内には約30の店舗が軒を連ね、新鮮な魚介類や青...

八食センター

八食センターは、八戸市民の台所とも称され、全長170メートルにわたり約60店の専門店が立ち並びます。新鮮な魚介類や乾物、青果、精肉、お菓子、地酒などの地元の特産品が豊富に...

A-FACTORY

「A-FACTORY(エーファクトリー)」は、青森駅前のウォーターフロントエリアに位置し、陸奥湾と青森ベイブリッジを背景に、青森の美味しさと文化を訪れる人々に紹介しています。...

弘前城

弘前城は、弘前市の弘前公園内に位置し、日本最北端の現存する天守を有する重要文化財です。慶長8年(1603年)に津軽為信が計画し、1610年に完成しました。築城当初の形態が良く...