
ねぶたの家 ワ・ラッセ|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- ねぶたの家 ワ・ラッセ (ねぶたのいえ わ・らっせ)
- 所在地
- 〒030-0803 青森県青森市安方1丁目1-1
- アクセス
- JR青森駅より徒歩1分
青森自動車道青森中央ICより約15分
青森港フェリーターミナルよりバス約20分 - 駐車場
- 100台
- 営業時間
- 5月~8月
9:00~19:00(最終入場18:30)
9月~4月
9:00~18:00(最終入場17:30) - 定休日
- 8月9日、8月10日(展示ねぶた総入れ替えのため)、12月31日、1月1日
- 料金
- 大人620円(団体550円)
高校生460円(団体410円)
小・中学生260円(団体230円) - 連絡先
- 電話番号:017-752-1311
- 公式サイト
マップ
詳細情報
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、青森市を代表する夏祭り「青森ねぶた祭」の魅力を一年を通して体感できる文化観光交流施設です。2011年(平成23年)1月5日、JR青森駅のすぐ近くにある青森ベイエリアに開館しました。
この施設は、中心市街地の活性化とにぎわい創出を目的とし、「街・人・こころ」をつなぐ場として、ねぶた文化の保存・伝承と発信を担っています。
外観には、印象的な赤いスクリーンルーバーが施されており、現代建築と地域文化が融合したデザインは、建物そのものも見どころの一つとなっています。
1階|ねぶたホール
施設の中心となるのが、2階まで吹き抜けの大空間「ねぶたホール」です。ここには、実際に青森ねぶた祭で運行された大型ねぶた4台が常時展示されており、間近でその迫力を体感することができます。
幅9メートル、高さ5メートルにも及ぶねぶたのスケールと色彩美は圧巻で、訪れた人々を魅了します。館内には三味線・笛・太鼓によるねぶた囃子がBGMとして流れ、本番さながらの雰囲気を味わえます。
また、ねぶた囃子の生演奏や「ハネト体験(※跳ね人:ねぶた祭の踊り手)」も毎日開催されており、観光客も実際に体を動かして祭りの一体感を楽しめます。
生演奏&ハネト体験
開催時間:11:10/13:10/15:10/17:10(各回約20分)
※状況により時間変更や休止となる場合があります。
2階|ねぶたミュージアム
2階には「ねぶたミュージアム」があり、ねぶた祭の起源や歴史、制作技術、題材の変遷などを学ぶことができます。映像や立体造形などを用いた展示により、ねぶたの奥深い世界をわかりやすく紹介しています。
展示内容の例:
ねぶた誕生の背景と由来
制作工程(骨組み・和紙貼り・彩色など)
使用される素材や道具の紹介
歴代ねぶたの題材と表現の移り変わり
青森のまちとねぶたがともに歩んできた歴史
また、ねぶた運行の映像を大画面で鑑賞できる上映も行われており、臨場感ある映像で祭りの躍動感を体感できます。
ねぶた運行映像 上映スケジュール
上映時間:9:30~17:30の間、30分ごとに10分間上映
※5~8月は18:00・18:30の回も追加されます。
交流学習室
「交流学習室」では、ねぶたの面づくりや金魚ねぶたの制作体験教室など、青森の伝統に触れられるワークショップを定期開催しています。また、ねぶた囃子の練習場所としても活用され、市民の学びや交流の場となっています。会議・講習会・イベントなどに使える貸室としても利用可能です。
イベントホール
約180席の客席を備える「イベントホール」では、津軽三味線や民謡といった郷土芸能の発表会や文化団体による公演、市民活動の発表の場として活用されています。地域の文化を育み、多様な表現の機会を提供する空間です。
情報コーナー
「情報コーナー」では、ねぶたの歴史や関連資料の閲覧が可能です。学習目的や研究活動にも対応しており、学校教育や観光学習にも役立つ設備が整っています。
レストラン
館内レストランでは、青森県産の新鮮な食材を使ったランチメニューを楽しむことができます。青森港を一望できる開放的なロケーションで、観光の合間にゆったりとした時間を過ごすことができます。
ショップ
お土産ショップでは、ねぶたグッズや青森の工芸品・特産品などが豊富に揃っています。ここでしか手に入らない限定商品もあり、旅の思い出やプレゼント選びにも最適です。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、青森ねぶた祭をまだ知らない方でも、その情熱や芸術性、地域文化の奥深さをリアルに体感できる文化体験施設です。まるで祭り本番にいるかのような展示や体験に加え、学び・交流・食・買い物といった多彩な楽しみが詰まった空間となっています。青森を訪れた際には、ぜひ「ワ・ラッセ」に足を運び、ねぶた文化の魅力とその“魂”にふれてみてください。