会津武家屋敷

会津武家屋敷|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

会津武家屋敷は、会津藩家老・西郷頼母邸を中心に移築、復元された歴史的テーマパークです。約7000坪の敷地内には、江戸時代の代官所を移築復元した「旧中畑陣屋」や、茶室「嶺南庵麟閣」などが点在しています。資料館では、当時の生活や戊辰戦争時の様子を学ぶことができ、12月中旬から4月上旬には家老屋敷の内部を見学可能です。手作り体験館では、赤ベコの絵付けやガラスの絵彫り、当時の衣装での記念撮影が楽しめます。敷地内には、会津の郷土料理が楽しめる「九曜亭」や、特産品を扱う「郷工房・古今」もあり、観光の思い出作りに最適です。

基本情報

名称
会津武家屋敷 (あいづぶけやしき)
所在地
〒965-0813 福島県会津若松市東山町石山院内1
アクセス
【車】磐越自動車道 会津若松ICから車で約15分 
【電車】JR会津若松駅から周遊バス利用で約30分
駐車場
乗用車100台、バス20台
営業時間
8:30~17:00 (4月~11月)
9:00~16:30 (12月~3月)
料金
入場料
一般850円  中高生550円  小学生450円

体験
▪赤べこ絵付け   約30分 1,250円
▪起き上がり小法師絵付け  約30分 1,250円
▪ガラス絵彫り/タンブラー  約40分 1,100円
▪弓道(4射)※4月~11月のみ   約15分 200円
連絡先
電話番号:0242-28-2525
公式サイト

マップ

詳細情報

会津武家屋敷は、福島県会津若松市の東山温泉近くにある大規模な歴史ミュージアムパークです。会津藩家老・西郷頼母(さいごう たのも)邸を中心に、江戸時代の建物を移築・復元した歴史的な施設群が広がり、約7,000坪の敷地で会津武士の暮らしや文化を体感できます。会津武士道を伝承し、歴史と文化を発信する場として多くの観光客に親しまれています。

主な施設と見どころ
家老屋敷(西郷頼母邸)
施設の中心となるのが、復元された家老屋敷です。建築面積は約280坪、部屋数は38を数える壮大な木造和様建築で、けやきやひのき、杉材がふんだんに使われています。藩主を迎えた「御成の間」、家老の寝室「奥一の間」、台所や浴室なども再現されており、当時の生活の様子を実感できます。
また、戊辰戦争の際、西郷頼母の妻・千恵子が一族と共に自刃した悲劇的な歴史も蝋人形で再現されており、会津人の覚悟と生き様を深く学ぶことができます。

旧中畑陣屋
敷地中央には、かつて旗本松平家が代官所として使用した「旧中畑陣屋」が移築されています。書院造の格式と農家風の要素を併せ持つ建物で、現存する数少ない代官陣屋として福島県の重要文化財に指定されています。

茶室「嶺南庵麟閣」
鶴ヶ城本丸内の茶室「麟閣」を模して建てられた茶室です。静かな佇まいの中で、会津武士の茶の湯文化を感じることができます。

その他の歴史建造物
藩米精米所:水車を使って米を精米した施設。
蚕養農家:当時の農村生活を知ることができる建物。
蔵・資料館:歴史資料や生活道具を展示し、当時の暮らしぶりを伝えています。

資料館・展示
会津武家屋敷には「歴史資料館」「会津くらしの歴史館」などが併設され、武士の生活や戊辰戦争の様子を詳しく学ぶことができます。冬季(12月中旬~4月上旬)には、家老屋敷の内部も公開され、より詳しく見学することができます。

体験プログラム
訪れる人が楽しみながら会津文化に触れられる体験施設も充実しています。
赤べこや起き上がり小法師の絵付け体験
ガラス絵彫り体験
当時の衣装を着て記念撮影できる御写真処
弓道体験(的を射抜くと景品あり)
子どもから大人まで、遊びながら学べる体験が魅力です。

食事・買い物
敷地内には観光の合間に立ち寄れる施設も整っています。
御食事処 九曜亭:会津の郷土料理を楽しめる食事処。
郷工房 古今:伝統工芸品や菓子、農産物など、福島・会津の特産品を豊富に取り扱うショップ。
見学をせずにレストランやショップのみの利用も可能です。旅の思い出やお土産探しに最適です。

四季の催し
会津武家屋敷では、季節ごとに多彩なイベントが開催されます。
春:桜まつり
夏:古今ビア祭り
秋:菊まつり
冬:ろうそく祭
一年を通して歴史と四季の彩りを楽しむことができます。

会津武家屋敷は、会津武士の暮らしや文化をリアルに体感できる歴史テーマパークです。壮大な家老屋敷や貴重な旧代官所、静かな茶室から、赤べこ絵付けや弓道などの体験コーナーまで見どころが尽きません。郷土料理や特産品も楽しめる総合観光施設として、歴史好きはもちろん、家族連れやカップルにもおすすめです。訪れれば、会津の誇る武士道精神と豊かな文化に触れることができるでしょう。

#伝統文化体験 #文化財・史跡

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