
津軽藩ねぷた村|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 津軽藩ねぷた村 (つがるはんねぷたむら)
- 所在地
- 〒036-8332 青森県弘前市亀甲町61
- アクセス
- JR弘前駅より、100円循環バス乗車(所要時間約13分)、津軽藩ねぷた村 下車。
JR弘前駅より、弘南バス浜の町線又は石渡線乗車(所要時間約13分)、亀甲町角下車。 - 駐車場
- 駐車場 あり 100台以上
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入場、時期により異なる)
- 定休日
- 年中無休
- 料金
- 大人:600円、中学生・高校生:400円、小学生:300円、幼児(3歳以上):100円
- 連絡先
- 電話番号: 0172-39-1511
- 公式サイト
マップ
詳細情報
津軽藩ねぷた村は、青森県弘前市にある、津軽地方の伝統文化を「見る・聞く・食べる・買う・体験する」の五つの切り口から総合的に楽しめる体験型観光施設です。国の登録記念物である日本庭園や、文化財に指定された建造物もあり、歴史的価値と郷土文化が凝縮された空間です。
◆ 見る・聞く ― 弘前ねぷたと津軽三味線の迫力を間近に
施設の中心となる「弘前ねぷたの館」では、高さ10メートルを誇る実物大の大型ねぷたが来場者を出迎えます。内部の骨組み構造も見学でき、祭りの迫力や職人の技を間近で感じられます。
お囃子(はやし)の笛と太鼓の生演奏は随時スタッフが実演しており、来場者が実際に太鼓を叩く体験も常時可能です。館内には津軽錦絵作家協会によるねぷた絵・凧絵の展示もあり、伝統絵師たちの技と美を堪能できます。
津軽三味線の演奏も「ねぷたの館」で毎日行われており、津軽特有の激しいバチさばきと迫力ある音色を体感できます。演奏に加え、三味線に関する資料展示もあり、楽器の成り立ちや津軽の音楽文化について学ぶことができます。
◆ 体験 ― 手仕事に触れる津軽の工芸体験
津軽藩ねぷた村では、津軽の伝統工芸に実際に触れることができる体験コーナーも充実しています。以下のような絵付け・細工体験が用意されており、いずれも基本的に予約不要で参加可能です(※混雑時や団体利用時は事前予約を推奨)。
金魚ねぷた絵付け(1,500円)
津軽凧絵付け(1,300円)
りんご土鈴絵付け(1,500円)
津軽焼粘土細工(1,500円) など
旅の思い出として、手作りのお土産を持ち帰ることができます。
また、工房スペース「津軽蔵工房 たくみ」では、「津軽塗」「こぎん刺し」「津軽凧」「こけし・こま」「津軽焼」などの製作風景を見学できます。建物は藩政時代の米蔵を活用したもので、現在は弘前市の趣のある建物に指定されています。
◆ 日本庭園 ― 隠れた癒しの空間「揚亀園」
敷地内には、津軽富士・岩木山と弘前公園の老松を借景とした日本庭園「揚亀園(ようきえん)」が広がります。津軽独特の造園様式「大石武学流庭園」によるもので、国の登録記念物に指定されています。
園内にある茶室「揚亀庵(ようきあん)」は弘前市指定文化財で、静寂に包まれた茶の湯の空間が訪れる人を癒します。観光施設の一角にありながら、静けさと品格を兼ね備えた庭園空間です。
◆ お買い物 ― 津軽の味と技を持ち帰る
入場料不要の物販エリアでは、青森県内産の農産物・海産加工品・工芸品・お土産などを豊富に取り揃えています。地元JAによる野菜・りんごの直売所や、手焼きせんべいの実演販売もあり、地元の味をそのまま楽しめます。
また、例年6月~10月の日曜日の朝(6:30〜7:30)には朝市が開催され、旬の青森県産野菜や果物が並びます(開催日は公式ホームページをご確認ください)。
◆ 食べる ― 津軽の家庭料理を味わう「津軽旨米屋」
施設内の食事処「津軽旨米屋(つがるうまいや)」では、ごはん・味噌汁・漬物にこだわった津軽の伝統的な家庭料理を提供しています。昔から地域で親しまれてきた素朴な味を味わえ、団体利用では最大約200名まで対応可能です。
営業時間・体験内容は季節や催事により異なります。最新情報は公式ホームページをご確認ください。