京都タワー|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

京都タワーは、「産業・文化・観光の一大センター」として、また「京都市の伸展に貢献する」目的で建てられました。1964年の東京オリンピックと同じ年に完成し、海のない京都市を照らす“まちなかの灯台”というモチーフで設計されました。このタワーは京都市内で最も高く、高さは131メートル、地上100メートルにある展望室からは、京都の市街地が360度見渡せます。ここでは四季折々の景色や、歴史的な名所如清水寺や東寺、自然の美しい比叡山などを一望できます。
タワーは観光のスタート地点としても利用されており、展望室にはタッチパネル式の観光案内モニターやQRコードを用いた情報提供があります。また、展望室内には「たわわちゃん神社」も存在し、京都タワーの公式マスコットキャラクターである「たわわちゃん」が神体とされています。この神社は縁結びのご利益があると言われており、かわいい絵馬やおみくじもあります。
特筆すべきは、このタワーが鉄骨を使わないモノコック構造で建てられている点です。タワー内には階段が285段もあり、地上131メートルの高さからの絶景を楽しめます。1964年12月28日の開業以後、毎年40万から50万人が訪れ、京都の観光名所として名高い存在となっています。それだけでなく、タワー内には様々な楽しいスポットがあり、観光客だけでなく地元の人々にも親しまれています。これからも多彩な展開で、京都の活性化に貢献していくでしょう。

基本情報

名称
京都タワー (きょうとたわー)
所在地
〒600-8216  京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1
アクセス
JR京都駅からすぐ
「京都駅前」バス停から徒歩2分
駐車場
専用駐車場無し。周辺のコインパーキングをご利用ください。
営業時間
10:00〜21:00 (最終入場20:30)
定休日
年中無休
料金
大人 900円
高校生 700円
小・中学生 600円
幼児─3歳以上 200円
連絡先
電話番号:075-361-3215
公式サイト
キーワード

マップ

詳細情報

京都タワーは、「産業・文化・観光の一大センター」として活用され、京都市の発展と活性化に貢献することを目的に建設されました。1964年12月28日、東京オリンピックが開催された年に展望室が開業し、以来60年以上にわたって、京都のシンボルとして市民や観光客に親しまれています。

灯台をモチーフにした優美な姿
京都タワーは、海のない京都の街を照らす「まちなかの灯台」をコンセプトに設計されました。白くスリムなそのフォルムは、瓦屋根の波打つ町並みに立つ灯台のように、古都の景観にやさしく調和しています。

高さは131メートルに達し、京都市内で最も高い建造物です。たとえば東寺の五重塔(約55メートル)の2倍以上の高さを誇ります。

日本初のモノコック構造を採用
建築面での大きな特徴は、**鉄骨を一切使わないモノコック構造(応力外皮構造)**が日本の建築物として初めて採用された点にあります。この構造は、航空機や船舶にも用いられる技術で、円筒形の鋼板を重ねてタワーを構成しています。

この構造により、一般的な建物の約2倍以上の安全率を備え、地震や台風といった自然災害にも非常に強い堅牢な造りとなっています。また、タワーは地下3階・地上9階の京都タワービルの屋上に建てられており、約800トンのタワー本体の重量を支えるための構造上の工夫も施されています。

展望室からの大パノラマ
地上約100メートルに位置する展望室からは、360度にわたる京都の街並みを一望できます。四季折々の風景には、世界遺産である清水寺や東寺、平安神宮の大鳥居、そして自然豊かな比叡山などが広がり、訪れる人々に感動を与えています。

展望室には、無料で使用できる望遠鏡や、タッチパネル式の観光案内モニター、QRコードを使った観光情報提供設備も整備されており、観光の出発点としても便利に活用されています。

また、京都タワーの公式キャラクター「たわわちゃん」を祀った「たわわちゃん神社」も展望室内に設置されています。縁結びのご利益があるとされ、かわいらしい絵馬やおみくじもあり、若いカップルや女性を中心に人気を集めています。

京都タワーサンド(Kyoto Tower Sando)
京都タワービルの地下1階から地上2階にかけては、「京都タワーサンド」と呼ばれる商業施設が展開されています。食・買い物・体験の3つの分野に分かれ、観光客はもちろん、地元の方々にも親しまれています。

地下1階:フードホール
地元の老舗や話題の人気店が集結し、ランチ・カフェ・ディナーまで多彩なグルメを楽しめます。複数の店舗から料理を選んで好きな席で味わうスタイルで、内装もおしゃれなため、カジュアルなデートにも最適です。

1階:京都みやげマーケット
和洋菓子、漬物、コスメ、雑貨など、京都らしさにあふれる商品が並びます。ここでしか買えない限定品も多く、旅の思い出や贈り物にぴったりです。

2階:体験ゾーン
和菓子づくり、清水焼の絵付け、寿司の握り体験、着物レンタルなど、京都の伝統文化に触れられる体験プログラムが充実しています。予約不要で利用できる施設もありますが、観光シーズンには混雑することがあるため、事前予約をおすすめします。

夜景とライトアップ
夜になると、京都タワーはLEDによって美しくライトアップされ、昼とは異なる幻想的な表情を見せます。季節やイベントに応じたカラーライトアップのほか、個人によるサプライズ点灯(プロポーズ・誕生日など)にも対応しており、特別な思い出づくりにも活用されています。

展望室からの夜景は格別で、遮るもののない大パノラマから京都の歴史的な街並みと、現代的な市街地の灯りが織りなすコントラストを楽しむことができます。

京都タワーは、JR京都駅前という抜群の立地にあり、京都観光のスタート地点として非常に便利な存在です。1964年の開業以来、年間40万人から50万人が訪れる人気スポットとして、観光客はもちろん、地元の人々にも長く親しまれています。

日本初のモノコック構造による革新的な設計、灯台を思わせる優雅な外観、そして展望・グルメ・文化体験など多彩な魅力を備えた京都タワーは、これからも「京都を照らすまちなかの灯台」として、その輝きを放ち続けていくことでしょう。

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