
小岩井農場まきば園|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
まきば園では、バター作りや農場野菜の収穫などの体験プログラムが充実しています。また、農場内の森での自然観察会なども楽しめます。園内には国の重要文化財に登録されている牛舎やサイロなど21棟もの歴史的建造物があり、そのうち上丸牛舎の9棟は見学が可能です。また、最新のデジタル技術を活用した「小岩井農場重要文化財ギャラリー」で歴史を体感できます。
食事も楽しみの一つで、園内のレストランや軽食コーナーでは、農場産のお肉や野菜を使った料理やスイーツが提供されています。特に、農場産のしぼりたて牛乳を使用したソフトクリームはおすすめです。
冬季には、東北最大級のイルミネーションイベントが開催され、昼とは異なる農場の美しさを楽しむことができます。また、岩手山を背景に咲く一本桜も園内で有名です。小岩井農場まきば園は、自然と文化が共存する素晴らしい観光スポットで、全世代の訪客に楽しさと学びの機会を提供しています。
基本情報
- 名称
- 小岩井農場まきば園 (こいわいのうじょうまきばえん)
- 所在地
- 〒020-0507 岩手県雫石町丸谷地36−1
- アクセス
- JR盛岡駅前「10番」乗場より「小岩井農場まきば園」行き バス乗車(約17km 約35分)
JR盛岡駅よりタクシーで約30~40分(約17km、6,000円程度)
JR田沢湖線 小岩井駅よりタクシーで約10~15分(約6km、2,000円程度) - 駐車場
- 1,500台
- 営業時間
- 4月15日 ~ 11月17日
グリーンシーズン
9:00~17:00(最終入場は閉園の1時間前)
ウインターシーズン
12:00~15:00、15:30~20:00(最終入園19:30) - 定休日
- 無休
- 料金
- 大人800円
子供300円
※季節・イベント開催等により変更あり。 - 連絡先
- 電話番号: 019-692-4321
- 公式サイト
マップ
詳細情報
小岩井農場まきば園は、岩手県を代表する観光スポットであり、日本最大級の民間総合農場です。1891年(明治24年)の創業以来、130年以上の歴史を誇り、総面積は約3,000ヘクタール(東京ドーム約680個分)にも及びます。その広大な敷地の一部が「まきば園」として一般に公開されており、訪れる人々に自然と文化が融合した魅力あふれる体験を提供しています。
雄大な自然と景観
園内に広がる芝生広場からは、東北地方を代表する秀峰・岩手山を一望することができます。四季折々の自然も見どころで、特に春には岩手山を背景に咲き誇る「一本桜」が多くの人々を魅了します。
歴史と文化財
小岩井農場は、三菱社第2代社長の岩﨑彌之助、日本鉄道会社社長の小野義眞、鉄道庁長官の井上勝の三名が共同で設立し、その頭文字をとって「小岩井」と名付けられました。
2017年2月には、農場内の牛舎やサイロなど21棟が国の重要文化財に指定されました。特に上丸牛舎の9棟は見学が可能で、今なお使用され続けている歴史的建造物の姿を間近で感じることができます。その他の建造物については、園内に設けられた「小岩井農場重要文化財ギャラリー」で、最新のデジタル技術を通じてその歴史を学ぶことができます。
体験プログラム
まきば園では、子どもから大人まで楽しめる多彩な体験が用意されています。バター作りや農場野菜の収穫体験、さらに通常は立ち入ることのできない農場内の森を巡る自然観察会やガイドツアーなど、農場ならではのアクティビティを楽しめます。これらの体験を通じて、自然や食、農業の魅力を体感することができます。
グルメとお土産
園内のレストランや軽食コーナーでは、農場産のお肉や新鮮な野菜を使った料理やスイーツを味わうことができます。特におすすめなのが、しぼりたての生乳を使用したソフトクリームです。濃厚でありながらさっぱりとした味わいは、多くの来園者に人気を集めています。また、農場産素材を活かしたお土産も豊富に揃い、旅の思い出として持ち帰ることができます。
季節イベント
冬季には、東北最大級クラスのイルミネーションイベントが開催されます。昼間とは異なる幻想的な農場の姿が広がり、多くの人々が訪れる人気イベントとなっています。
文学との関わり
小岩井農場は、宮沢賢治ゆかりの地としても知られています。賢治はこの農場を題材に詩や作品を残しており、文学的な足跡をたどる場としても親しまれています。自然と文学、農業と文化が一体となった特別な場所であり、多くの人々に愛されています。
小岩井農場まきば園は、雄大な自然、貴重な歴史的建造物、多彩な体験プログラム、そして農場産の味覚を楽しめる、まさに自然と文化が共存する観光スポットです。四季折々の魅力にあふれ、訪れるすべての人に学びと感動を提供してくれる場所です。