雲昌寺のアジサイ

雲昌寺のアジサイ|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

雲昌寺は秋田県男鹿市にある歴史ある寺院で、1624年の開創以来多くの人々に愛されてきました。しかし、最近の注目はその歴史よりも、寺の境内を一面青色に染め上げる美しいアジサイたちです。このアジサイ群は、雲昌寺の副住職、古仲宗雲さんが15年の長きにわたり、一株から繁栄させたもので、現在は1500株以上に増え、その青色の絨毯は、訪れる者の心を奪います。そして、そのアジサイの背後に広がるのは、男鹿の青い海と港町・北浦の絶景です。この光景は、2017年には「死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト」で国内ベスト絶景第1位に選ばれるなど、多くの賞賛を受けています。満開の時期は6月中旬から7月上旬、特に6月下旬の夕暮れ時には、夕陽に照らされたアジサイと海のコントラストが絶景となります。歴史と自然が織りなす、雲昌寺のアジサイは、一度は訪れてほしい日本の美しい風景です。

基本情報

名称
雲昌寺のアジサイ (うんしょうじのあじさい)
所在地
〒010-0683 男鹿市北浦北浦57
アクセス
昭和男鹿半島ICから車で約45分(34km)
秋田駅からはJR男鹿線で男鹿駅または羽立駅まで約1時間。男鹿駅からは、なまはげシャトルや路線バス、タクシー等で約20~40分(16km)
男鹿温泉郷からは車で約7分(4km)
駐車場
あり
営業時間
6月中旬~7月中旬ころ(あじさい期間)

9:00~17:00(最終入場16:30) 
夜間ライトアップ特別観覧
18:45~21:30(最終入場21:00)
料金
【日中】
9:00~17:00(最終入場16:30)
500円
【あじさい期間】
800円

【夜間ライトアップ特別観覧】
18:45~21:30(最終入場21:00)
1,000円
連絡先
電話番号:0185-47-7787(男鹿市観光協会DMO推進室)
公式サイト

マップ

詳細情報

雲昌寺は、秋田県男鹿市北浦にある曹洞宗の寺院で、1624年に開創された歴史あるお寺です。本堂は江戸時代に建立され、本尊には大阪の仏師による釈迦牟尼像が安置されています。長い歴史を持つこの寺は、近年では「アジサイ寺」として全国から注目を集めています。

この注目を集めるアジサイは、雲昌寺の副住職・古仲宗雲(こなか しゅううん)さんが、15年以上(あるいは20年以上)にわたって一株から大切に育ててきたものです。最初はわずか一株から始まったアジサイは、株分けや挿し木、丁寧な手入れを繰り返すことで年々増え、現在では1500株以上、あるいは2000株以上とも言われています。

古仲副住職は「青一色」に強いこだわりを持ち、育成方法にも工夫を凝らしておられます。その結果、雲昌寺のアジサイは一株あたりの花付きが非常に良く、満開の時期には境内がまるで青い絨毯のように染まります。深く鮮やかな青の世界が広がるその光景は、まさに幻想的で、多くの人の心を打ちます。

さらに、アジサイ越しには北浦の港町と男鹿半島の青く広がる海を望むことができます。アジサイと海、そして歴史あるお寺が織りなすこの景色は、「ここでしか見られない絶景」として高く評価されており、2017年には『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 公式WEBサイト』にて、国内ベスト絶景第1位にも選ばれました。

アジサイの見ごろは、例年6月中旬から7月上旬にかけてです。特に6月下旬の夕暮れ時には、夕陽の柔らかな光がアジサイと海に降り注ぎ、幻想的なコントラストが広がります。古仲副住職によれば、日中の明るい時間帯も素晴らしいものの、夕映えに照らされたアジサイもまた格別の美しさを見せてくれるとのことです。

観賞後には、近くの「亀寿司食堂」で男鹿の新鮮な海の幸を堪能するのもおすすめのコースです。歴史、自然、美しさ、そして味覚まで、五感で楽しめる男鹿の旅のハイライトとして、雲昌寺のアジサイは訪れる価値のある存在と言えるでしょう。

現在では、雲昌寺は男鹿市を代表する観光スポットのひとつとして、テレビや雑誌、SNSなどさまざまなメディアでも紹介されており、アジサイのシーズン中には県内外から多くの人々が訪れています。それでも、寺院ならではの静けさと落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと花と向き合う時間を過ごせることも、この場所ならではの魅力です。

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