金沢21世紀美術館|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 金沢21世紀美術館 (かなざわにじゅういっせいきびじゅつかん)
- 所在地
- 〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
- アクセス
- [バス]北鉄バス「広坂・21世紀美術館」
[車]金沢西IC 約20分 - 駐車場
- 322台
- 営業時間
- 交流ゾーン:9:00~22:00
展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで) - 定休日
- 交流ゾーン:年末年始 展覧会ゾーン:月曜日(月曜が休日の場合は、その翌平日)、年末年始
- 料金
- 交流ゾーン:入館料無料
展覧会ゾーン:観覧料は内容や時期により異なります - 連絡先
- 電話番号:076-220-2800
- 公式サイト
- キーワード
マップ
詳細情報
金沢21世紀美術館は、石川県金沢市の中心部に位置する、全国的にも有名な現代アートを専門とする美術館です。2004年(平成16年)に開館し、国内外の現代美術作品を収集・展示しながら、金沢の文化や観光を象徴する存在として高い人気を誇っています。
この美術館の最大の特徴は、従来の「美術館=静かに鑑賞する場所」というイメージを超えた、体感型・交流型の美術館である点です。訪れる人が気軽に立ち寄り、作品を「見る」だけでなく「感じる」「体験する」ことができる、開放的な空間づくりが魅力となっています。
コンセプト「まちに開かれた公園のような美術館」
金沢21世紀美術館の建築コンセプトは、「まちに開かれた公園のような美術館」です。その名の通り、誰でも気軽に立ち寄れる場所を目指して設計されており、観光客だけでなく市民の日常生活の中にも自然に溶け込んでいます。
館内と屋外の境界があいまいになるようにデザインされており、敷地内の芝生や広場、ガラス越しに見える展示空間などが一体となり、まるで公園を散歩するような感覚で美術館を楽しめます。
また、美術館が建てられる以前にこの場所にあった学校の樹木を敷地内に再配置するなど、市民の記憶や地域の歴史をデザインに取り込んでいる点も特徴的です。
SANAAによる円形建築とガラス張りの外観
金沢21世紀美術館の建築を手がけたのは、世界的に著名な建築家ユニットである妹島和世+西沢立衛/SANAA(サナー)です。建物は円形で、正面や裏側が存在しない構造になっており、街のどの方向からでも入りやすい設計となっています。
外壁はガラス張りになっており、館内の様子が外からも見えるため、閉鎖的な印象がありません。館内にいる人と外を歩く人の気配が自然に感じられるようになっており、美術館そのものが街とゆるやかにつながる空間として機能しています。
また、SANAAはベネチア・ビエンナーレ国際建築展で「金獅子賞」を受賞したことでも知られており、その実績からも世界的な評価の高さがうかがえます。金沢21世紀美術館は、展示作品だけでなく、建築自体が現代アートの象徴のような存在となっています。
展覧会ゾーンと交流ゾーンの2つの空間
館内は大きく分けて、有料の展覧会ゾーンと、無料で利用できる交流ゾーンの2つのエリアで構成されています。
交流ゾーンには、回廊や休憩スペース、ライブラリー、シアター、アートギャラリーなどがあり、誰でも気軽に立ち寄ることができます。展示作品の一部も無料で観覧できるため、観光の合間に立ち寄って雰囲気を味わうだけでも十分楽しめます。
一方、展覧会ゾーンでは、国内外の現代美術の動向を紹介する企画展が随時開催されており、テーマ性のある展示を通じて、最新のアート表現に触れることができます。
人気作品《スイミング・プール》の魅力
金沢21世紀美術館の代表的な作品として特に有名なのが、アルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒによる《スイミング・プール》です。
この作品は、外から見ると普通のプールのように見えますが、実際には透明なガラスの上に水が張られており、地下にある空間へ入ることで、まるで水中にいるような不思議な体験ができます。
地上からは「水の中に人がいるように見える」光景が楽しめ、地下からは「水面を見上げる」ような感覚が味わえます。地上と地下の双方で来館者同士が視線を交わすユニークな構造になっており、作品を通じて自然に交流が生まれる点も大きな魅力です。
この作品はSNSなどでも話題になり、金沢21世紀美術館を象徴する人気スポットとして多くの人が訪れています。
体感型展示が多い現代アート美術館
金沢21世紀美術館では、鑑賞するだけではなく、実際に空間に入り込んだり、作品の近くで体感したりする展示が多く見られます。現代アートならではの自由な表現に触れることで、感性が刺激され、これまでにない鑑賞体験が得られます。
また、季節や天候、訪れる時間帯によって建物の光の入り方や雰囲気が変化するため、同じ場所でも訪れるたびに異なる印象を受けられるのも特徴です。作品だけでなく、建築や周囲の景観も含めてアートとして楽しめる美術館です。
美術館内の施設(ショップ・レストラン)
金沢21世紀美術館には、展示鑑賞だけでなく滞在時間を充実させる施設も整っています。ミュージアムショップでは、美術館ならではのデザイン性の高い雑貨やアートグッズ、書籍などが販売されており、お土産探しにも最適です。
さらに、レストランやカフェも併設されているため、鑑賞後にゆっくり食事を楽しんだり、休憩を取ったりすることができます。アートに触れながら、落ち着いた時間を過ごせる点も魅力です。
敷地内にある加賀藩ゆかりの茶室
金沢21世紀美術館の敷地内には、樹木に囲まれた一角に「松涛庵」や「山宇亭・腰掛待合」といった茶室があります。これらは加賀藩ゆかりの茶室であり、茶庭とともに無料で一般公開されています(ただし茶会開催時を除きます)。
現代アートの美術館と、歴史ある茶室が並んで存在している風景は、金沢らしい「伝統と革新の融合」を感じさせます。アート鑑賞とあわせて立ち寄ることで、より深く金沢の文化を味わうことができます。
誰もが訪れやすい美術館としての工夫
金沢21世紀美術館は、市民や来館者とともに歩む参画交流型の美術館としても知られています。ボランティアや地域の人々との協力を大切にし、多様性が尊重され、誰にとっても来館しやすい施設を目指しています。
館内には、車いすやベビーカーの貸し出し、多目的トイレなどの設備も整っており、子ども連れの家族や高齢者の方でも安心して利用できる環境が整備されています。
金沢21世紀美術館の特徴(4つの視点)
金沢21世紀美術館には、次の4つの特徴があります。
1. 世界の「現在(いま)」とともに生きる美術館
2. まちに活き、市民とつくる参画交流型の美術館
3. 地域の伝統を未来につなげ、世界に開く美術館
4. 子どもたちとともに成長する美術館
このように、国際的な現代アートの発信地であると同時に、地域と共に成長し続ける美術館としての役割を担っています。
金沢21世紀美術館は、「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトにした現代アート美術館です。円形でガラス張りの建築は開放感があり、街と自然に調和した空間が広がっています。館内は展覧会ゾーンと交流ゾーンに分かれ、企画展や恒久展示を通して最新の現代アートを楽しめます。
特に《スイミング・プール》は、地上と地下の両方から鑑賞できるユニークな作品として有名で、多くの来館者を魅了しています。また、ミュージアムショップやレストランなどの施設も充実しており、気軽に立ち寄りながらアートに浸れる環境が整っています。
さらに敷地内には加賀藩ゆかりの茶室もあり、現代と伝統が共存する金沢ならではの文化を感じられる点も大きな魅力です。金沢を訪れる際には、ぜひ金沢21世紀美術館で新しいアートの世界に触れ、特別な時間を過ごしてみてください。
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