武家屋敷跡 野村家|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 武家屋敷跡 野村家 (ぶけやしきあと のむらけ)
- 所在地
- 〒920-0865 石川県金沢市長町1-3-32
- アクセス
- 公共交通機関:
城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「香林坊」バス停から徒歩約5分
まちバス「香林坊大和・アトリオ」「香林坊東急スクエア・日銀前」バス停から徒歩約5分
金沢ふらっとバス長町ルート「長町武家屋敷跡」バス停から徒歩約1分
車:
金沢駅から約15分
金沢西ICから約15分、金沢東IC・金沢森本ICから約20分 - 駐車場
- 6台
- 営業時間
- 4~9月:8:30~17:30
10~3月:8:30~16:30
(入館は閉館の30分前まで) - 定休日
- 12月26日・27日、1月1日・2日
- 料金
- 大人550円、高校生400円、小中学生250円
- 連絡先
- 電話番号:076-221-3553
- 公式サイト
- キーワード
マップ
詳細情報
武家屋敷跡 野村家は、石畳や土塀が残り、江戸時代の町並みを今に伝える金沢・長町武家屋敷跡に位置する、格式ある武家屋敷跡です。
長町界隈には加賀藩の中・上級武士の屋敷跡が多く残っていますが、その中でも内部を見学できる形で一般公開されている武家屋敷は野村家のみであり、貴重な歴史観光スポットとして高い人気を誇っています。
野村家は、加賀藩祖・前田利家が金沢城に入城した際に従った家臣、野村伝兵衛信貞(のむらでんべえ のぶさだ)を初代とし、以後十一代にわたって加賀藩の重職を歴任しました。江戸時代には馬廻衆の組頭や奉行職などを務めたとされ、加賀藩の中でも重要な役割を担った家柄です。
屋敷の特徴と建築の見どころ
現在の屋敷は、江戸時代当時の建物がそのまま残っているわけではなく、土塀や曲水など一部が往時の名残として残されています。
また、加賀藩の豪商が藩主を招くために使用していた「上段の間」や「謁見の間」を移築した建物が中心となっており、武家屋敷らしい格式の高さを感じられます。
屋敷内では、武家屋敷の典型とされる書院造りの空間が見られ、部屋には高低差が設けられています。特に上座にあたる「上段の間」は武家社会の身分制度を象徴する造りとなっており、当時の武士の生活や格式を実感できます。
また、総檜造りの格式ある空間や、美しい格天井なども見どころで、建築の細部からも武家文化の洗練された美意識が感じられます。
襖絵と装飾(上段の間)
野村家の大きな魅力の一つが、「上段の間」に残る加賀藩お抱え絵師による襖絵です。
襖や壁には狩野派の絵師による山水画などが描かれ、武家屋敷ならではの格調高い芸術性を堪能できます。
また、庭園を眺められるよう工夫された障子戸には、ガラスが組み込まれたギヤマン入りの障子が使われており、当時の贅沢さや文化水準の高さがうかがえます。
世界が認めた庭園(池泉鑑賞式庭園)
野村家を訪れる人々が特に魅了されるのが、美しい日本庭園です。
庭園は池を中心に構成された池泉鑑賞式庭園で、縁側から座って眺めるスタイルとなっています。池には鯉が泳ぎ、灯籠や飛び石、石橋、滝、古木などが巧みに配置され、自然の風景をそのまま切り取ったような落ち着いた景観が広がります。
庭園には高低差もあり、限られた空間の中に奥行きと立体感が生み出されています。樹齢数百年ともいわれる古木も残っており、静かな空気の中で歴史と自然が調和した景色を楽しむことができます。
繁華街に近い場所にありながら、屋敷内は驚くほど静かで、まるで別世界に入り込んだような感覚を味わえるのも魅力です。
海外からの高い評価
武家屋敷跡 野村家は、海外からも高い評価を受けています。
2009年発行の外国人観光客向けガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では二つ星に選ばれました。
さらに、アメリカの庭園専門誌《Journal of Japanese Gardening》による日本庭園ランキングでも高評価を得ており、2003年度には日本庭園ランキング第3位に選ばれた実績もあります。
そのため野村家は、金沢の観光地の中でも「世界が認めた庭園と建築美」を体感できる場所として知られています。
鬼川文庫(資料館)と展示品
敷地内には、土蔵を改装した資料館「鬼川文庫(おにかわぶんこ)」が併設されています。
ここでは野村家に伝わる刀剣や甲冑をはじめ、有名武将から送られた書状なども展示されており、武士の歴史をより深く学ぶことができます。
屋敷内でも甲冑が展示されていることがあり、玄関に入った瞬間から武家屋敷らしい雰囲気を感じられます。
茶室「不莫庵」と抹茶体験
屋敷の2階には茶室「不莫庵(ふばくあん)」があり、ここでは庭園を見下ろしながら抹茶と干菓子を楽しむことができます。
上から眺める庭園はまた違った表情を見せ、より立体的で奥深い景色を味わえるため、訪れた際にはぜひ体験したいポイントです。
静かな空間で庭を眺めながらお茶をいただく時間は、長町武家屋敷跡の中でも特に贅沢なひとときとなります。
長町武家屋敷跡とあわせて楽しめる魅力
野村家がある長町エリアには、土塀と石畳が続く路地が残っており、歩くだけでも江戸時代の雰囲気を強く感じられます。
武士が暮らしていた町の空気を体感できるため、野村家の見学とあわせて散策することで、より深い歴史観光が楽しめます。
武家屋敷跡 野村家は、長町武家屋敷跡に残る武家文化を象徴する存在であり、長町武家屋敷跡エリアで唯一内部公開されている貴重な武家屋敷跡です。
屋敷内では、上段の間の襖絵や書院造りの空間、ギヤマン入りの障子など、加賀藩の格式と美意識を感じることができます。
また、池泉鑑賞式の美しい庭園は国内外から高い評価を受けており、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン二つ星に選ばれた実績もあります。
さらに、鬼川文庫では刀剣や甲冑、武将からの書状など貴重な資料も展示されており、歴史好きにも魅力的なスポットです。
静寂に包まれた空間で、庭園を眺めながら抹茶を楽しめる茶室「不莫庵」もあり、金沢らしい落ち着いた時間を過ごせる場所としておすすめです。
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