カップヌードルミュージアム大阪池田

カップヌードルミュージアム大阪池田|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

カップヌードルミュージアム大阪池田は、インスタントラーメンの誕生地であり、その歴史と文化を体験できるユニークな施設です。1958年、安藤百福氏によって「チキンラーメン」がこの池田市で発明されました。この発明は後に日清食品を設立し、インスタントラーメンを世界食として広めました。
館内では、チキンラーメンの製造工程を体験できる「チキンラーメンファクトリー」や、自分だけのカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」が人気。5460通り以上の組み合わせで、オリジナルのカップヌードルを作る楽しさを堪能できます。
安藤百福氏の功績や、世界で広がるインスタントラーメンの歴史も詳しく紹介。約800種類のパッケージが並ぶ「インスタントラーメン・トンネル」は圧巻です。昭和33年に誕生した研究小屋も再現され、「特別な設備がなくても、アイデアがあれば発明はできる」というメッセージを感じ取れます。
エンターテイメント要素も豊富で、大型映像やクイズでインスタントラーメンに対する理解を深められます。発明・発見の大切さを伝え、食文化の進化を体験できるこのミュージアムは、老若男女問わず楽しめるスポットです。

基本情報

名称
カップヌードルミュージアム大阪池田 (かっぷぬーどるみゅーじあむ おおさかいけだ)
所在地
〒563-0041 大阪府池田市満寿美町8-25
アクセス
阪急宝塚線池田駅から徒歩5分
駐車場
駐車場 あり 23台
営業時間
9:30 ~ 16:30 (入館は15:30まで)
定休日
火曜日 (祝日の場合は翌日が休館) 年末年始
料金
入館料
無料
連絡先
電話番号:072-752-3484
公式サイト
キーワード

マップ

詳細情報

カップヌードルミュージアム 大阪池田は、大阪府池田市にある体験型の食育ミュージアムです。ここでは、1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した日清食品の創業者・安藤百福(あんどう ももふく)氏の偉業と、インスタントラーメンの歴史や文化について学びながら体験できる、貴重な施設です。

発明の原点:安藤百福と「チキンラーメン」
1958年(昭和33年)、安藤百福氏は、自宅裏のわずか4畳半の小屋で、家庭にあるありふれた道具を使い、昼夜問わず試行錯誤を重ねた末、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を完成させました。

このラーメンは、お湯を注ぐだけで手軽に食べられるという画期的な特徴から、“魔法のラーメン”と呼ばれ、発売直後から大ヒットとなりました。

その開発の背景には、「食足世平(しょくそくせいへい)」──「食が足りてこそ、世の中に平和が訪れる」という理念がありました。安藤氏は、ラーメンの原料や製法を徹底的に工夫し、家庭で簡単かつ衛生的に食べられる食品としてインスタントラーメンを完成させたのです。

世界進出の鍵:「カップヌードル」の誕生
1971年、安藤氏はアメリカ出張中、チキンラーメンを紙コップに入れ、フォークで食べる人々の姿を見て、カップに入ったラーメンの可能性に着目します。そして帰国後に開発されたのが、世界初のカップ入りインスタントラーメン「カップヌードル」です。

これにより、インスタントラーメンは「どんぶりも箸も不要」という新しい形態へと進化し、世界中の人々に受け入れられるグローバルフードとなりました。

さらに2005年には、JAXAと共同で宇宙食ラーメン「スペース・ラム」を開発。無重力空間でもおいしく食べられる工夫が凝らされており、まさに“食のイノベーション”の結晶といえる取り組みでした。

展示の見どころ
館内では、インスタントラーメンの歴史や発明の背景を、実物展示や映像、体験型展示を通じて学ぶことができます。特に注目すべきエリアは以下の通りです。

再現された研究小屋
安藤百福氏が「チキンラーメン」を開発した小屋が忠実に再現されており、当時の工夫と努力の様子を実感できます。

インスタントラーメン・トンネル
1958年から現在までに発売された約800種類のパッケージが壁一面に展示され、ラーメンの進化を一望できます。

世界のインスタントラーメン展示
各国の味覚に対応したご当地ヌードルが紹介されており、インスタントラーメンがいかに“世界食”として広がったかを体感できます。

人気の体験プログラム
マイカップヌードルファクトリー(予約不要・有料)
好きなスープと具材を選び、パッケージを自由にデザインして、自分だけのオリジナルカップヌードルを作ることができます。組み合わせはなんと5,460通り以上! 世界に一つだけのラーメン作りが楽しめます。

チキンラーメンファクトリー(要予約・有料)
小麦粉をこねるところから麺の製麺・蒸し・味付け・乾燥までの工程を、実際に体験できます。完成したラーメンは自分でデザインした袋に入れて持ち帰り可能です。

食べて楽しむスペース
館内には「テイスティングルーム」が併設されており、関西では入手しづらい地域限定商品や、航空会社限定のプレミアムカップ麺などを購入・試食できます。

また、東西で味が異なる「どん兵衛」の食べ比べコーナーも人気。出汁の違いを実際に体感できるユニークなコーナーです。

安藤百福の功績をたどる展示
「安藤百福の軌跡」では、彼の生涯や思想、数々の発明と社会貢献の歩みを、写真や展示資料を通して知ることができます。

「百福語録」には、「食を通じて人々を幸せにしたい」という安藤氏の情熱が凝縮されており、来館者の心に強い印象を残します。

アクセスと周辺の見どころ
カップヌードルミュージアム 大阪池田へは、阪急宝塚線「池田駅」から徒歩約5分とアクセスも便利。「麺ロード」と呼ばれる道を歩けば、カップヌードルのモニュメントが出迎えてくれます。

池田市はインスタントラーメン発祥の地として知られるほか、歴史的な街並みや文化財も豊富です。たとえば、落語の舞台「池田の猪買い」にちなんだエリアや、風情ある町屋、古酒蔵などを巡りながら、「食」と「文化」を同時に楽しめる魅力的なロケーションです。

カップヌードルミュージアム 大阪池田は、「インスタントラーメン」という身近な大発明の背景にある情熱・創意・努力を体験しながら学べる、唯一無二の施設です。

「発明・発見の大切さ」や「食の可能性」に触れることができ、大人も子どもも夢中になれる魅力にあふれています。世界を変えた一杯のラーメン。その誕生の地を、ぜひ訪れてみてください。

【カップヌードルミュージアム大阪池田】関連動画

『カップヌードルミュージアム』が想像より凄かった件 無職旅#大阪編⑥前編
500円で作れる!カップヌードルミュージアム大阪池田 日清食品 安藤百福 大阪府池田市 カップラーメン チキンラーメン Cupnoodles Museum Osaka Ikeda Nisshin
【Vlog】夫婦の休日。のんびり、カップヌードルミュージアム大阪へ。
カップヌードルミュージアム大阪池田 オリジナルカップヌード作りに行きました!(^^)
大阪!カップヌードルミュージアムに行ってきた!【大阪】
【カップヌードルミュージアム大阪池田】にいってきた!館内やグッズも紹介!Cup noodle museum in Osaka.JAPAN
【大阪駅⇒カップヌードルミュージアム】行き方
【近畿車中泊キャンプ旅】No15大阪観光!カップヌードルミュージアムと山の上のお寺で頂く絶景カレー(^^♪
大阪府の観光スポット
大阪府の観光スポット一覧を見る
箕面大滝

箕面大滝は、大阪府箕面市にある落差33メートルの名瀑で、「日本の滝百選」に選ばれています。流れ落ちる姿が農具の「箕」に似ていることから、その名が付けられました。紅葉の...

万博記念公園

万博記念公園は、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地に広がる約260ヘクタールの公園です。この広大な敷地には、岡本太郎氏がデザインした「太陽の塔」が...

仁徳天皇陵古墳

仁徳天皇陵古墳は、大阪府堺市にある全長約486メートルの日本最大の前方後円墳です。5世紀中ごろに築造されたとされ、エジプトのピラミッドや秦の始皇帝陵と並び「世界三大墳墓...

大阪アメリカ村

大阪の「アメリカ村」(アメ村)は、関西の若者文化の発信地として名高いです。心斎橋駅の西側に位置し、三角公園を中心に賑わいを見せています。このエリアは、かつては「炭屋...

スパワールド 世界の大温泉

「スパワールド 世界の大温泉」は、大阪市浪速区に位置し、通天閣の近くで観光地としても有名です。1997年の開業以来、地元の人々はもちろん、観光客にも愛されている大型施設で...

生きているミュージアム NIFREL

ニフレルは「感性にふれる」をコンセプトに、海遊館がプロデュースした体感型ミュージアムです。水族館・動物園・美術館が融合した館内には、「いろ」「うごき」など8つのゾーン...

道頓堀

道頓堀は、大阪のミナミ地区にある繁華街で、巨大なネオン看板が特徴です。松竹座やかに道楽、そしてグリコの看板など、日本文化とポップカルチャーが交錯するこの地は、1612年...

なんばグランド花月

なんばグランド花月(NGK)は、日本のお笑い文化の殿堂とも称される劇場です。吉本興業によって運営され、国内最大規模の858席を有するこの劇場は、レトロな内装で「古き良き日...