史跡高松城跡・玉藻公園

史跡高松城跡・玉藻公園|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

国指定の史跡である高松城跡・玉藻公園は、讃岐国領主・生駒家と高松藩主・松平家の居城であった高松城跡を整備した公園です。この城は、日本三大水城の一つで、瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ珍しい構造が特徴です。園内には、国の重要文化財である櫓や門、国指定名勝の庭園があり、春の桜見物や秋の菊花展など四季折々のイベントも楽しめます。玉藻公園は、歴史的な魅力と自然美が融合した観光スポットとして親しまれています。

基本情報

名称
史跡高松城跡・玉藻公園 (しせきたかまつじょうあと・たまもこうえん)
所在地
〒760-0030 香川県高松市玉藻町2-1
アクセス
JR高松駅から徒歩5分
駐車場
普通車57台
営業時間
東門は7:00~18:00(10~翌3月は8:30~17:00)、西門は日の出~日没まで
定休日
12月29日~12月31日
料金
大人(16歳以上)200円(団体(20人以上)140円)小人(6歳以上16歳未満)100円(団体70円)
6歳未満の者は、無料
連絡先
電話番号:087-851-1521
公式サイト
キーワード

マップ

詳細情報

史跡高松城跡・玉藻公園は、香川県高松市の中心部に位置する歴史公園で、かつて讃岐国を治めた生駒家(いこまけ)と高松藩主・松平家(まつだいらけ)の居城であった高松城跡を整備したものです。高松城は瀬戸内海に面して築かれた海城(うみじろ)であり、愛称として「玉藻城(たまもじょう)」とも呼ばれています。現在は国指定史跡として保存されるとともに、市民や観光客が歴史と自然を楽しめる公園として親しまれています。
「玉藻」の名は、『万葉集』において歌人・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が讃岐を「玉藻よし」と詠んだことに由来するといわれています。古くからこの周辺の海は「玉藻の浦」と呼ばれており、その地名にちなみ玉藻公園と名付けられました。

日本三大水城のひとつ
高松城は、今治城(愛媛県)、中津城(大分県)と並ぶ「日本三大水城」の一つとして知られています。最大の特徴は、瀬戸内海の海水を堀に直接引き込んだ全国的にも珍しい構造です。
築城当時の高松城は海に面しており、堀と海がつながっていました。海水を利用することで防御力を高めるとともに、船による物資輸送や人の往来にも活用されていました。現在でも堀には瀬戸内海の海水が引き込まれており、真鯛やボラなどの海の魚が泳ぐ姿を見ることができます。
このような構造から、高松城は単なる城郭ではなく、軍事・交通・物資輸送の拠点としても重要な役割を果たしていました。

高松城の歴史
高松城は、1588年(天正16年)に讃岐国の領主となった生駒親正(いこまちかまさ)によって築城が開始されました。生駒親正は豊臣秀吉の家臣として活躍した武将で、讃岐統治の拠点として高松城を築きました。
その後、生駒家は四代にわたって高松城を治めましたが、1640年(寛永17年)にお家騒動によって改易となります。
1642年(寛永19年)には水戸徳川家の一族である松平頼重(まつだいらよりしげ)が高松藩主として入封し、以後明治維新まで11代にわたり松平家が高松藩を統治しました。
高松城は讃岐国の政治・経済・文化の中心として発展し、城下町も大きく繁栄しました。しかし明治時代になると廃城令によって役割を終え、多くの建物が取り壊されました。
現在は城跡として保存され、1955年(昭和30年)に国の史跡に指定されています。

往時を伝える重要文化財
高松城の天守は1884年(明治17年)、老朽化のため解体されました。かつての天守は四国有数の規模を誇ったと伝えられていますが、現在は天守台のみが残されています。
園内には江戸時代の建造物である月見櫓(つきみやぐら)、水手御門(みずてごもん)、渡櫓(わたりやぐら)、艮櫓(うしとらやぐら)が現存しており、いずれも国の重要文化財に指定されています。また、大正時代に建てられた披雲閣(ひうんかく)も国の重要文化財に指定されています。

月見櫓
高松城を代表する櫓で、北の海を監視する役割を担っていました。名称は「月見櫓」ですが、もともとは海から出入りする船を見張るための「着見櫓(つきみやぐら)」であったともいわれています。
白壁と海を背景にした美しい姿は、高松城を象徴する景観の一つとなっています。

水手御門
海に面した門で、船に乗ったまま城内へ出入りするための門です。高松城が海城であったことを現在に伝える貴重な遺構です。

渡櫓
月見櫓と水手御門をつなぐ建物で、防御施設として重要な役割を果たしていました。

艮櫓
高松城の北東に位置する櫓で、城郭防衛の要所として築かれました。重厚な石垣の上に建つ姿は見応えがあります。

披雲閣と名勝庭園
園内の大きな見どころの一つが披雲閣です。
現在の披雲閣は1917年(大正6年)に旧高松藩主・松平家の迎賓館として建築されたもので、国の重要文化財に指定されています。和風建築の美しさを今に伝える建物で、内部には格式ある大広間や書院造の空間が残されています。
披雲閣では茶会や展示会、コンサートなど様々な文化行事が開催されており、歴史的建造物でありながら現在も活用されています。
また、披雲閣の庭園は国の名勝に指定されています。池泉回遊式庭園として整備されており、四季折々の草木や石組みが美しい景観をつくり出しています。

城舟体験と鯛のエサやり
玉藻公園では、高松城ならではの体験プログラムも人気です。

城舟体験
内堀を和船風の木造船で巡る体験で、水上から高松城跡を眺めることができます。普段は見ることのできない角度から石垣や櫓を観察できるため、多くの観光客に人気があります。

鯛のエサやり体験
海水の堀には真鯛が数多く泳いでおり、エサやりを楽しむことができます。堀で鯛が泳ぐ光景は全国的にも珍しく、高松城ならではの見どころとなっています。
「鯛願城就(たいがんじょうじゅ)」という縁起の良い名前でも親しまれ、観光客に人気の体験です。

桜御門と天守台
近年復元された桜御門(さくらごもん)は、高松城を代表する大型の門で、二の丸への主要な入口として重要な役割を担っていました。江戸時代の資料をもとに復元され、往時の高松城の威容を感じることができます。
また、天守が建っていた天守台も残されており、石垣の上からは瀬戸内海や高松港周辺の景色を眺めることができます。かつてここに四国有数の規模を誇る天守がそびえていたことを想像しながら見学できる人気スポットです。

四季折々の魅力
玉藻公園は歴史的価値だけでなく、四季の自然も楽しめる場所です。
春には園内の桜が美しく咲き誇り、多くの花見客でにぎわいます。初夏には新緑が映え、秋には菊花展が開催されるなど、季節ごとに様々な催しが行われています。冬には静かな城跡の風情を味わうことができ、一年を通じて異なる魅力を楽しめます。

現在の玉藻公園
現在の玉藻公園は、国指定史跡として高松城の歴史を伝えるとともに、高松市を代表する観光名所となっています。海水を引き込んだ堀、重要文化財の櫓や門、名勝庭園、披雲閣など見どころが豊富で、日本有数の海城の姿を今に伝えています。
歴史散策はもちろん、城舟体験や鯛のエサやりなどの体験型観光も楽しめるため、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるスポットです。高松を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい、香川県を代表する歴史文化遺産の一つです。

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  • 折りたたみ傘
  • 滑りにくい靴
  • 屋内スポットも確認
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