天王寺動物園

天王寺動物園|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

天王寺動物園は1915年に開園し、2025年1月1日に110周年を迎える歴史ある動物園です。大阪の中心部に位置しながら、約11ヘクタールの園内で約170種1000点の動物を飼育しています。生息地を再現した「生態的展示」が特徴で、ライオンやキリン、ホッキョクグマのほか、2025年現在、日本で唯一展示されているドリルなどが見られます。「アイファー」や「ペンギンパーク」、鳥の「セカイ」など見どころ満載で、季節ごとのイベントや夜の動物たちに出会える「ナイトZOO」も人気です。

基本情報

名称
天王寺動物園 (てんのうじどうぶつえん)
所在地
〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
アクセス
地下鉄動物園前駅から徒歩5分
駐車場
駐車場 あり
営業時間
9:30~16:00(閉園17:00)、5・9月の土・日曜、祝日は~17:00(閉園18:00)
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)
料金
大人:500円
小学生〜中学生:200円
未就学児:無料
連絡先
電話番号:06-6771-8401
公式サイト

マップ

詳細情報

天王寺動物園は、大阪市天王寺区の天王寺公園内に位置し、大正4年(1915年)に開園した、日本で3番目に長い歴史をもつ動物園です。令和7年(2025年)1月1日に開園110周年を迎えるこの動物園では、約11ヘクタールの敷地に約170種1000点の動物が飼育されています。

園内では、生息地の環境を可能な限り再現した「生態的展示」を取り入れており、動物たちが自然に近い姿で暮らす様子を間近に観察できます。ライオンやキリンがいる「アフリカサバンナゾーン」や、ペンギンやアシカが自由に泳ぎ回る「ペンギンパーク&アシカワーフ」、準絶滅危惧種の二ホンイシガメが暮らす爬虫類生態館「アイファー」、鳥類の生態を間近に見られる「鳥のセカイ」など、多彩な展示が魅力です。

日本ではここでしか見られない、真っ黒な顔が特徴的な「ドリル」や、ニュージーランドの国鳥「キーウィ」など、希少な動物も見どころのひとつです。ホッキョクグマが暮らすクマ舎では、プールに飛び込んだり、おもちゃで遊ぶ姿など、愛らしいしぐさが楽しめます。時期によっては、ホッキョクグマの親子の姿を見ることもできます。

「アジアの熱帯雨林ゾーン」では、木々や岩などで森の環境が再現され、動物たちが自然の中で暮らす姿を観察できます。また、アムールトラやレッサーパンダ、テンジクネズミ、日本最小の馬なども飼育されており、木登りや遊ぶ様子が見られるレッサーパンダは特に人気です。

動物とのふれあいが楽しめる広場では、ヒツジやヤギへのエサやり体験ができ、命の尊さやぬくもりを感じられる貴重な体験ができます。ペンギンの「おやつタイム」では、ペンギンたちがかわいらしくおやつを食べる姿も観察できます。

さらに、夏や秋には人気イベント「ナイトZOO」が開催され、普段は見られない夜の動物たちの姿を楽しむことができます。通常は17時閉園ですが、イベント期間中は21時まで開園しており、夜行性の動物たちの生態をじっくり観察できる絶好の機会です。開催日程は年によって異なるため、訪問前に公式サイトの確認をおすすめします。

天王寺動物園は、高層ビルに囲まれた都会の中で、自然と動物たちの命に触れられる貴重な場所です。子どもから大人まで楽しめる、魅力あふれる都市型動物園です。