皇居|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

東京都千代田区にある皇居は、天皇陛下がお住まいの「吹上御所」をはじめ、宮殿や紅葉山御養蚕所などを含む広大な敷地を有しています。かつては江戸城として徳川将軍家の居城だった場所で、その歴史を今に伝えています。1968年から一般公開されている東御苑や、皇居前広場、二重橋、桜田門など多くの見どころがあり、都心とは思えない自然と静けさの中で日本の歴史と文化を感じられる人気の観光スポットです。

基本情報

名称
皇居 (こうきょ )
所在地
〒100-8111 東京都千代田区皇居外苑1-1
アクセス
都営三田線 東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」C13a出口より徒歩5分
東京メトロ東西線「竹橋駅」1a出口より徒歩5分
JR各線「東京駅」丸ノ内北口より徒歩15分
駐車場
周辺の有料駐車場をご利用ください。
営業時間
常時開放
定休日
年中無休
料金
[入場料]無料
連絡先
電話番号:0332130095
公式サイト

マップ

詳細情報

東京都千代田区の中心部に位置する皇居は、日本の象徴である天皇陛下とそのご家族である皇族の住まいです。現在の皇居は、江戸時代に徳川将軍家が居城とした「江戸城」の跡地に建てられました。1868年に明治天皇が京都から東京に移られて以降、天皇家の恒久的な御所として使用されており、歴代天皇のお住まいとなっています。
皇居の敷地は約230万平方メートルにもおよび、千代田区の約20%を占める広さです。
敷地内は大きく分けて、天皇陛下のお住まいである「吹上御所」や公務を行う「宮殿地区」などの非公開エリアと、一般に公開されている「皇居東御苑」や「皇居外苑」のエリアがあります。

皇居内の主な施設
宮殿:天皇陛下が公務を行われる場所で、外国の元首など賓客の接遇や、国事行為の儀式が行われます。
御所(吹上御所):天皇陛下と皇后陛下がお住まいになっている場所です。
紅葉山御養蚕所:明治天皇の皇后である昭憲皇太后から代々の皇后が引き継いでいる養蚕の施設です。
宮内庁庁舎:皇室関連の事務を行う庁舎があります。

皇居東御苑
皇居東御苑は、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸跡地を整備した庭園で、1968年(昭和43年)より一般公開されています。面積は約21万平方メートルで、歴史的な遺構や美しい日本庭園が広がっています。

見どころには、以下のような場所があります:
大手門・平川門・北桔橋門:かつての城門で、現在も入園口として使用されています。
天守台:江戸城の天守があった場所で、土台の石垣が残されています。
富士見櫓:江戸城の櫓のひとつで、天守の代わりに使われたこともあります。
二の丸庭園:徳川家重時代の絵図をもとに復元された回遊式庭園です。
百人番所・三の丸尚蔵館:当時の警備に関わる建物や、皇室の美術品などが展示されている施設です。
春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、都心にいながら四季折々の自然を楽しめる憩いの場所です。

皇居外苑・周辺エリア
1949年に国民公園として整備された「皇居外苑」には、皇居前広場や桜田門、二重橋など歴史的価値の高い場所が点在しています。芝生広場には約2,000本のクロマツが植えられ、都会とは思えない自然の美しさを感じられます。

皇居前広場:観光の中心地であり、ジョギングや散策にも人気です。
二重橋:正門前にかかる石橋と、その奥にある鉄橋を合わせて「二重橋」と呼ばれており、記念写真の定番スポットです。本来は奥の鉄橋(正門鉄橋)が「二重橋」とされています。
桜田門:国の重要文化財であり、「桜田門外の変」の舞台としても知られています。
楠木正成像:南北朝時代の忠臣・楠木正成の銅像も人気の撮影スポットです。
和田倉噴水公園:夜間には噴水がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

また、皇居北側の「北の丸地区」は、森林に囲まれた公園で、東京国立近代美術館や日本武道館などの文化施設が集中しています。四季折々の自然やイベントを楽しめる憩いの場です。

皇居の参観と特別な日
皇居の一部は、事前のオンライン予約により参観が可能です。日本語・英語によるガイドツアーが火曜日から土曜日に1日2回実施されています。ツアーでは、富士見櫓や蓮池濠、二重橋などを見学でき、皇居の歴史や文化をより深く学べます。

また、年に2回、天皇陛下や皇族を間近に拝見できる特別な機会があります。
新年一般参賀(1月2日)
天皇誕生日(2月23日)
これらの日には、皇族の方々が長和殿のベランダにお出ましになり、多くの参賀者が訪れ
ます。