坊っちゃん列車|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 坊っちゃん列車 (ぼっちゃんれっしゃ)
- 所在地
- 〒790-0843 愛媛県松山市道後
- アクセス
- 坊っちゃん列車は、道後温泉駅・大街道・松山市駅・JR松山駅前・古町の各電停よりご乗車いただけます。
- 駐車場
- 周辺の有料駐車場をご利用ください。
- 営業時間
- 毎週土曜日、日曜日、祝日
運行区間:【1】道後温泉⇔松山市駅、【2】道後温泉⇔JR松山駅前⇔古町 - 料金
- 大人1,300円/小児650円
- 連絡先
- 電話番号:089-948-3323
- 公式サイト
- キーワード
マップ
詳細情報
坊っちゃん列車は、愛媛県松山市を走る観光列車で、明治時代に活躍した蒸気機関車を再現したレトロな車両です。夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場することからその名で親しまれており、松山を代表する観光名物の一つとなっています。
現在運行されている坊っちゃん列車は、明治21年(1888年)から約67年間にわたり伊予鉄道で活躍した蒸気機関車をモデルとして、2001年(平成13年)に復元されたものです。外観は当時の蒸気機関車を忠実に再現していますが、実際にはディーゼルエンジンで走行し、環境に配慮しながら明治時代の雰囲気を楽しめるようになっています。
松山市内をゆっくりと走る姿は観光客に人気があり、レトロな車窓から松山城や市街地の風景を眺めながら、明治時代へタイムスリップしたような気分を味わうことができます。
坊っちゃん列車の歴史
坊っちゃん列車の原型となった蒸気機関車は、伊予鉄道が開業した翌年の明治21年(1888年)から運行を開始しました。
伊予鉄道は1887年(明治20年)に設立された日本最古級の私鉄であり、中四国地方で最初に開業した鉄道として知られています。当時の松山と三津浜港を結ぶ交通手段として誕生し、人や物資を運ぶ重要な役割を果たしました。
当時の蒸気機関車は黒い煙を吐きながら走る姿から「おか蒸気(岡蒸気)」とも呼ばれ、多くの人々に親しまれました。松山市民の足として活躍し、地域の経済や産業、文化の発展に大きく貢献しました。
その後、時代の変化とともに鉄道の電化が進み、蒸気機関車は昭和29年頃まで活躍した後、その役目を終えました。
しかし、「坊っちゃん列車をもう一度走らせたい」という地元の熱い要望を受け、技術的な課題を克服しながら復元計画が進められました。そして2001年10月、21世紀の松山に坊っちゃん列車が復活したのです。
「坊っちゃん列車」の名前の由来
坊っちゃん列車という愛称は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に由来しています。
夏目漱石は1895年(明治28年)に松山中学校(現在の愛媛県立松山東高等学校)の英語教師として赴任しました。その体験をもとに執筆した小説『坊っちゃん』の中で、主人公が松山の軽便鉄道を利用する場面が登場します。
作品中では、この列車が「マッチ箱のような汽車」と表現されており、小説の人気とともに実際の蒸気機関車も「坊っちゃん列車」と呼ばれるようになりました。
また、正岡子規や夏目漱石も実際にこの鉄道を利用したことが知られています。
現在の坊っちゃん列車
現在の坊っちゃん列車は、明治時代の車両を再現したディーゼル機関車です。
外観や客車のデザインは当時の蒸気機関車を忠実に再現しており、小ぶりで愛らしい客車が連なる姿は観光客に人気があります。
また、乗務員の制服も明治時代のデザインを参考に復元されており、車掌の案内とともにレトロな雰囲気を楽しめます。
煙突から立ち上る煙のような演出も特徴で、無臭・無公害のスモークマシンと水蒸気を利用して蒸気機関車の雰囲気を再現しています。
運行ルート
坊っちゃん列車は主に松山市内の路面電車路線を利用して運行されています。
主に道後温泉駅・松山市駅・JR松山駅前・古町方面を結ぶルートで運行されており、松山市中心部をゆっくり走行します。
車窓からは松山城や堀之内公園、愛媛県庁本館など松山を代表する景観を眺めることができ、市内観光と移動を同時に楽しめます。
なお、運行日や運行本数、ルートは変更される場合があるため、利用前に伊予鉄道の公式サイトで確認することをおすすめします。
坊っちゃん列車の魅力
明治時代の雰囲気を体験
坊っちゃん列車最大の魅力は、明治時代の鉄道旅行を体験できることです。
木の温もりを感じるレトロな車内やクラシカルな内装、当時を思わせる制服を着た車掌など、細部まで明治時代の雰囲気が再現されています。
車窓を眺めながら走る時間は、まるで小説『坊っちゃん』の世界に入り込んだような気分にさせてくれます。
人力による方向転換
坊っちゃん列車ならではの見どころとして、終点で行われる人力による方向転換があります。
坊っちゃん列車には転車台がないため、終着駅では乗務員が機関車を切り離し、人の力で向きを変える作業を行います。
この珍しい光景は観光客にも人気で、多くの人が写真撮影を楽しんでいます。
道後温泉観光との相性
坊っちゃん列車は道後温泉駅を発着するため、道後温泉観光との相性も抜群です。
道後温泉本館や道後ハイカラ通りを散策した後に坊っちゃん列車へ乗車すれば、松山らしい風情を存分に味わうことができます。
記念撮影スポットとして人気
レトロな外観は写真映えすることでも知られています。
道後温泉駅や大街道周辺、松山市駅周辺などでは、坊っちゃん列車を撮影しようと多くの観光客や鉄道ファンが集まります。
特に道後温泉駅前の駅舎との組み合わせは人気が高く、松山を代表するフォトスポットの一つとなっています。
坊っちゃん列車ミュージアム
松山市駅前には「坊っちゃん列車ミュージアム」があります。
館内には明治時代に活躍した1号機関車の原寸大レプリカが展示されており、間近でその姿を見ることができます。
また、当時の鉄道資料や写真、部品なども展示されており、坊っちゃん列車や伊予鉄道の歴史について学ぶことができます。
ミュージアムは無料で見学でき、鉄道ファンはもちろん、松山の近代史に興味のある方にも人気のスポットです。
アクセス
坊っちゃん列車は松山市内中心部を運行しているため、観光の途中でも利用しやすい交通機関です。
主な乗車場所は次の通りです。
・道後温泉駅
・松山市駅
・JR松山駅前
・古町駅
道後温泉や松山城など主要観光地へのアクセスにも便利で、松山観光の移動手段としても活用されています。
まとめ
坊っちゃん列車は、明治21年から約67年間活躍した伊予鉄道の蒸気機関車をモデルに復元された観光列車です。夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場したことからその名で親しまれ、現在では松山観光を代表する人気アトラクションの一つとなっています。
レトロな外観や車掌の制服、蒸気機関車を思わせる演出、人力による方向転換など、明治時代の雰囲気を存分に楽しめるのが魅力です。また、道後温泉や松山城とあわせて観光できるため、松山の歴史や文化を体感する旅にも最適です。
松山を訪れた際には、坊っちゃん列車に揺られながら、夏目漱石や正岡子規が見たであろう城下町の風景に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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