由志園|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 由志園 (ゆうしえん)
- 所在地
- 〒690-1492 島根県松江市八束町波入1260-2
- アクセス
- JR松江駅から一畑バス境港駅行きで25分、由志園下車すぐ
- 駐車場
- バス50台 普通車300台
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉園、時期により異なる)
- 定休日
- 12/30・12/31
- 料金
- 大人:800円~1,400円
小学生~高校生:400円~700円
※シーズンにより変動料金となります。 - 連絡先
- 電話番号:0852-76-2255
- 公式サイト
- キーワード
マップ
詳細情報
由志園は、島根県松江市八束町の大根島(だいこんじま)にある山陰最大級の池泉回遊式日本庭園です。中海に浮かぶ大根島の豊かな自然を生かして造られた庭園で、牡丹(ぼたん)と高麗人蔘(こうらいにんじん)の里として知られる地域を代表する観光名所となっています。
約1万2,000坪(約4万平方メートル)の広大な敷地には、池や滝、築山、石組みが巧みに配置され、出雲地方の自然景観を凝縮した美しい箱庭のような世界が広がっています。四季折々の花々と日本庭園が織りなす景観が魅力で、年間を通じて多くの観光客が訪れています。
由志園の歴史
由志園は、1967年(昭和42年)に初代園主・門脇栄氏が造園を開始し、1970年(昭和45年)に開園しました。
当時の大根島は現在ほど観光地化されておらず、地域振興と観光開発を目的として日本庭園の建設が計画されました。園名の「由志園」は、庭園建設を夢見ていた父・門脇由蔵氏の名前にちなみ、「由蔵の志を継ぐ庭園」という意味を込めて名付けられたといわれています。
開園後も拡張・整備を続けながら、約8年をかけて現在の庭園の基礎が築かれました。「和」「寂」「趣」「彩」を基本理念として整備され、現在では山陰地方を代表する日本庭園として高い評価を受けています。
出雲の自然を表現した庭園
由志園の庭園は、出雲地方の地形や自然景観を縮景した池泉回遊式庭園です。
園内中央には大山(だいせん)を模した築山が築かれ、その麓には中海や宍道湖を表現した池が広がっています。また、島根県奥出雲町の名勝「鬼の舌震(おにのしたぶるい)」をイメージした渓谷や滝も再現されています。
庭園を流れる水は出雲地方の川の流れを表現しており、やがて日本海へと至る雄大な自然の循環を感じられる造りになっています。
さらに、大根島特有の火山活動によって形成された溶岩石も庭園各所に配置され、独特の景観を生み出しています。
牡丹の名所
由志園といえば牡丹の名所として全国的に知られています。
大根島は日本有数の牡丹栽培地であり、その歴史は江戸時代中期までさかのぼります。現在でも全国有数の牡丹生産地として知られており、由志園ではその地域文化を象徴する存在として牡丹を大切に育てています。
春になると園内各所で色鮮やかな牡丹が咲き誇り、庭園全体が華やかな雰囲気に包まれます。
三万輪の池泉牡丹
由志園最大の見どころが、4月下旬から5月上旬にかけて開催される「三万輪の池泉牡丹」です。
庭園中央の池一面に約3万輪もの牡丹の花が浮かべられ、赤、白、ピンクの花々が水面を埋め尽くします。
その光景はまるで花の絨毯のようで、由志園を代表する風物詩となっています。全国から多くの観光客や写真愛好家が訪れる人気イベントです。
一年中楽しめる「牡丹の館」
牡丹は本来春に咲く花ですが、由志園では一年中牡丹を鑑賞できる施設「牡丹の館」を備えています。
館内では温度管理や開花調整、冬咲き牡丹や促成栽培技術などにより、季節を問わず美しい牡丹を楽しめます。
また、国内外で活躍する庭園デザイナーやフラワーアーティストによる企画展示が開催されることもあり、牡丹と芸術が融合した華やかな空間を楽しむことができます。
四季折々の花々
由志園では牡丹以外にも四季を通じて様々な花々が楽しめます。
春には牡丹やツツジ、初夏には花菖蒲、夏には青もみじや睡蓮、秋には紅葉、冬には寒牡丹や雪景色など、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
いつ訪れても美しい景観を楽しめることが、由志園の大きな魅力です。
夏のミスト庭園
夏季には庭園内にドライミストが設置され、「ミスト庭園」が登場します。
霧に包まれた庭園は幻想的な雰囲気となり、涼を感じながら散策を楽しめます。暑い季節ならではの人気イベントとなっています。
紅葉ライトアップとイルミネーション
秋には紅葉のライトアップが行われます。
昼間とは異なる幻想的な庭園風景が広がり、水面に映る紅葉や庭園灯が美しい景観を演出します。
さらに冬季には、和をテーマにしたイルミネーションイベントが開催されます。日本庭園と光の演出が融合した幻想的な空間は、由志園ならではの魅力として高い人気を誇っています。
雲州人蔘の文化
大根島は牡丹だけでなく、高麗人蔘の産地としても有名です。
江戸時代、松江藩七代藩主・松平治郷(松平不昧公)が殖産興業政策の一環として高麗人蔘の栽培を奨励し、その後大根島が日本有数の産地となりました。
由志園では雲州人蔘の歴史や文化を紹介しており、人蔘を活用した商品やメニューも提供しています。
人蔘茶カフェ
園内には「人蔘茶カフェ」があります。
ここでは高麗人蔘を使用したお茶やスイーツ、ドリンクなどを楽しむことができます。高麗人蔘を身近に味わえる施設として人気があります。
また、高麗人蔘や牡丹、カミツレなどの天然成分を配合したスキンケア商品も販売されており、お土産としても好評です。
食事処と売店
園内には複数の食事施設があります。
地元産そば粉を使用した出雲そばや、島根の食材を生かした郷土料理、会席料理などを味わうことができます。
また、売店では牡丹関連商品や高麗人蔘製品、島根県の特産品なども販売されています。
アクセス
由志園は中海に浮かぶ大根島に位置しており、松江市街地や境港市からアクセスしやすい場所にあります。
松江城や足立美術館、水木しげるロードなど周辺観光地との周遊にも便利で、山陰観光の人気スポットの一つとなっています。
まとめ
由志園は、大根島に広がる山陰最大級の池泉回遊式日本庭園です。出雲地方の自然を表現した美しい庭園には、四季折々の花々が咲き誇り、特に4月下旬から5月上旬にかけて開催される「三万輪の池泉牡丹」は圧巻の美しさを誇ります。
一年中牡丹を楽しめる「牡丹の館」、夏のミスト庭園、秋の紅葉ライトアップ、冬のイルミネーションなど季節ごとの魅力も豊富です。また、雲州人蔘文化に触れられる人蔘茶カフェや地元グルメも楽しめます。
自然・花・庭園・食文化が見事に融合した由志園は、島根県を代表する庭園観光スポットとして、年間を通じて多くの人々を魅了し続けています。
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