
東京大神宮|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 東京大神宮 (とうきょうだいじんぐう)
- 所在地
- 〒102-0071 東京都千代田区富士見2丁目4-1
- アクセス
- JR「飯田橋駅」西口より徒歩5分
地下鉄有楽町線・南北線「飯田橋駅」B2a出口より徒歩5分
地下鉄東西線・都営地下鉄大江戸線「飯田橋駅」A4出口より徒歩5分 - 駐車場
- 駐車場 なし
- 営業時間
- 開門時間 6時~21時
お守り授与時間 8時~19時
ご朱印受付時間 9時~17時 - 料金
- 拝観無料
- 連絡先
- 電話番号:03-3262-3566
- 公式サイト
マップ
詳細情報
東京大神宮:都心に鎮座する「東京のお伊勢さま」
■ 歴史・由緒
東京大神宮は、1880年(明治13年)、明治天皇の勅裁を仰ぎ、伊勢神宮の遥拝殿として創建されました。創建当初は東京都千代田区日比谷に鎮座し、「日比谷大神宮」と称されていました。
関東大震災(1923年)の後、1930年(昭和5年)に現在の飯田橋の地(東京都千代田区富士見)へ移転しました。この際、「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後に現在の社名「東京大神宮」へと改められました。
東京大神宮は、江戸時代の庶民にとって生涯の願いであった「お伊勢参り」を、都内にいながらにして叶える場所として親しまれ、「東京のお伊勢さま」の愛称で今も多くの人々に敬われています。
■ 御祭神
東京大神宮には、以下の神々が祀られています:
◎ 伊勢神宮の御祭神
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
日本国民の総氏神であり、伊勢神宮内宮の主祭神。
豊受大神(とようけのおおかみ)
農業や衣食住、産業の守護神で、伊勢神宮外宮の主祭神。
倭比賣命(やまとひめのみこと)
天照大神の御神意を伝える御杖代。神宮創建にも関わる神。
◎ 造化三神(むすびの神)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
これらの神々は天地万物の創造と生成、つまり結びの力を司る神々であり、「縁結びの神」として崇敬を集めています。
■ 神前結婚式の発祥地
東京大神宮は、1900年(明治33年)に日本で初めて神前結婚式を執り行った神社としても知られています。この伝統的な結婚式は、現在でも神職・巫女・楽人らによって厳かに行われており、格式高い婚礼の場として人気を集めています。
併設の「マツヤサロン」は、神前式を行う会場として広く知られており、今なお多くのカップルがこの地で永遠の誓いを交わしています。
■ 縁結びのパワースポットとしての人気
東京大神宮は「恋愛成就の神社」「縁結びのパワースポット」としても非常に高い人気を誇り、特に若い女性を中心に、良縁・恋愛成就を願う参拝者が絶えません。
境内には「縁結び守り」「恋みくじ」「月替わりの花祈願絵馬」などがあり、参拝者が楽しみながらご利益を願える工夫がなされています。ビル街に囲まれた都心の中にあるとは思えない、静謐な「鎮守の森」のような空間で、心を落ち着けて祈願することができます。
■ 境内社:飯富稲荷神社
東京大神宮の境内には、古くからの境内社である「飯富稲荷神社」も鎮座しています。
主祭神は以下の通り:
稲荷大神(いなりのおおかみ)
大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)
この神社は、衣食住の守護神・商売繁盛・家業繁栄の神としての御神徳があり、さらに芸能の神社としても知られています。九代目市川団十郎丈も信仰していたという逸話もあり、芸能関係者の参拝も多いです。
■ ご利益と信仰
東京大神宮の御神徳は、縁結びだけにとどまらず、以下のように広大無辺な範囲に及びます:
良縁成就・恋愛成就
家内安全
商売繁盛
開運厄除
交通安全
学業成就 など