養老渓谷 |観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

養老渓谷は、千葉県房総半島のほぼ中央に位置し、市原市朝生原から大多喜町粟又にかけて広がる養老川がつくり出した自然豊かな渓谷です。春の新緑や秋の紅葉が美しく、特に「粟又の滝」は渓谷随一の絶景として多くの人に親しまれています。周辺には整備された遊歩道やハイキングコースがあり、四季折々の景観を楽しみながら散策できます。一帯には黒湯が特徴の温泉も点在し、日帰りでも癒しの時間を過ごせます。関東一遅い紅葉の名所としても知られ、ライトアップの時期には幻想的な雰囲気が広がります。都会の喧騒を離れ、自然と温泉に包まれる旅を楽しめるスポットです。※一部の遊歩道は通行止めの場合があります。

基本情報

名称
養老渓谷  (ようろうけいこく)
所在地
千葉県夷隅郡大多喜町粟又~市原市朝生原
アクセス
小湊鐵道養老渓谷駅から徒歩約30分
いすみ鉄道「上総中野」駅よりバスで「粟又ノ滝」下車
駐車場
周辺の有料駐車場をご利用ください。
営業時間
散策自由
連絡先
電話番号:0470-80-1146
公式サイト
キーワード

マップ

詳細情報

養老渓谷は、千葉県房総半島のほぼ中央、市原市朝生原から夷隅郡大多喜町粟又まで約6キロにわたり広がる、養老川がつくり出した深い渓谷です。豊かな自然が今なお残り、滝や渓谷美、温泉が集まる房総最大級の観光エリアとして知られています。房総の奥座敷とも呼ばれ、四季を通して癒しを求める旅行者が訪れる県内屈指のパワースポットです。

🍃 四季折々の渓谷美
■ 春〜夏:爽やかな新緑の季節
谷沿いに広がる新緑は瑞々しく、川面に映る木々がキラキラと輝きます。渓谷は気温が比較的涼しく、夏の避暑地としても人気があります。木漏れ日の中を歩けば、小魚が泳ぐ清流や鳥のさえずりに包まれ、自然本来の豊かさを体感できます。
■ 秋:関東一遅い紅葉の名所
例年11月下旬〜12月上旬にかけて紅葉が見頃を迎え、鮮やかな色彩が谷を美しく染め上げます。
特に人気のスポットは次の通りです:
• 粟又の滝周辺
• 懸崖境
• 梅ヶ瀬渓谷
• 中瀬遊歩道
• 温泉街一帯
紅葉期間中には粟又の滝や観音橋、中瀬入口などでライトアップが行われ、昼とは違う幻想的な世界を楽しめます。

💧 養老渓谷を象徴する滝めぐり
養老渓谷には大小さまざまな滝が点在し、滝めぐりは人気のアクティビティです。
■ 粟又の滝(養老の滝)
千葉県最大級の滝として知られ、約100mにわたり滑らかな岩肌を流れ落ちる“滑滝”の姿が特徴です。落差は約30mで、滝つぼまで歩いて近づくことができ、春の新緑や秋の紅葉との調和が美しい景観をつくります。
■ 千代の滝
粟又の滝の下流に位置し、落差約8mの繊細で清涼感ある流れが魅力です。
■ 万代の滝
岩肌を扇状に滑り落ちる落差約10mの美しい滝で、マイナスイオンをたっぷり浴びられるスポットです。
■ 昇龍の滝
龍が昇るような角度の岩肌を勢いよく流れ落ちる、落差約20mの迫力ある滝です。
■ 金神の滝
養老渓谷で最も落差が大きく、約35mの高さを誇ります。駐車場から気軽に訪れることができる穴場スポットです。

🚶 ハイキングコースの魅力
養老渓谷は“ハイキングのメッカ”とも呼ばれ、初心者から上級者まで楽しめるルートが揃っています。
● 滝めぐりコース(約4km)
5つの滝を巡る代表的なコースで、アップダウンが少なく初めて訪れる方にもおすすめです。
● 中瀬遊歩道
川面に近い位置を歩けるルートで、渓谷の自然をより身近に感じられます。
● 大福山展望台
紅葉に染まった山並みを一望できる絶景展望台です。
※2025年10月現在、遊歩道の一部には通行止め区間があります。

🕳 歴史を感じる名所
■ 弘文洞跡
約140年前、耕地開拓のため川を迂回させる目的で掘られた隧道です。昭和54年の崩落後は自然と調和した独特の景観となり、現在も人気のスポットです。
■ 向山・共栄トンネル
上下二層構造をもつ珍しい素掘りトンネルで、下段の新しいトンネル施工時に旧出口を埋め戻さなかったことで“2階建て”の形になりました。内部の緑色の壁は光源によるもので、写真映えするスポットとして注目されています。

🛕 味わい深い寺社・文化遺産
■ 水月寺
1384年創建の禅寺で、春に咲く岩つつじが有名です。本尊・如意輪観音菩薩坐像は創建当時の作と伝わります。
■ 立國寺(出世観音)
観音橋を渡った先に立つ寺院で、源頼朝が再起祈願したという伝承が残る「出世観音」を祀ります。
■ 筒森神社
安産の神として知られる十市皇女を祀り、壬申の乱の伝説が残る由緒ある神社です。
■ 妙厳寺
1382年創建。修験道場として栄え、里見義頼が境内の土地を寄進した記録など貴重な歴史資料が残ります。

🌡 養老渓谷温泉の魅力
養老渓谷は房総最大級の温泉郷で、琥珀色の黒湯が特徴です。とろみのある湯は保温効果が高く、「美肌の湯」として親しまれています。
• 日帰り温泉施設が豊富
• 養老渓谷駅に足湯あり
• 四季の自然を眺められる露天風呂が充実
ハイキングや散策の疲れを癒すには最高の環境です。

🚴 サイクリングで巡る養老渓谷
かつて養老渓谷駅前ではレンタサイクルが利用でき(現在は休止中)、向山・共栄トンネルや温泉街までのサイクリングが人気でした。電動アシスト付きe-bikeであれば坂道も快適に走れ、渓谷の風と自然を直接感じながら名所を巡ることができます。

🌉 観音橋
養老渓谷温泉街の入口に位置する朱塗りの太鼓橋で、フォトスポットとしても人気です。橋を渡ると立國寺の参道へ続き、温泉街の象徴として親しまれています。

🍁 紅葉ライトアップ(例年11月下旬〜12月上旬)
紅葉の時期には渓谷内の複数箇所でライトアップが行われます。
• 粟又の滝
• 観音橋
• 温泉街
• 中瀬入口
• 懸崖境
夜の渓谷が幻想的な光に包まれ、多くの観光客で賑わいます。

養老渓谷は、豊かな自然、新緑と紅葉、温泉、滝めぐり、歴史ある寺社、写真映えする景勝地など、多彩な魅力が凝縮された千葉県屈指の観光地です。季節ごとに異なる表情を見せ、訪れるたびに新しい発見があります。都会の喧騒を離れ、心静かに自然と向き合える癒しの旅を楽しみたい方に最適な渓谷です。

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