武田神社

武田神社|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

甲斐の名将・武田信玄公を祀る武田神社は、1919年に「躑躅ヶ崎館跡」に創建されました。信虎公・信玄公・勝頼公の三代にわたり国政を執ったこの場所には、当時の濠、土塁、石垣、古井戸が残されています。境内の宝物殿には、国指定重要文化財の太刀や、武田氏ゆかりの鎧、甲冑、刀剣が展示されています。四季折々の樹木に囲まれた境内は美しく、「姫の井戸」や「三葉の松」などのパワースポットも人気です。信玄公は戦国時代の名将で、治水工事や農業・商業の発展に尽力し、領民に愛されました。

基本情報

名称
武田神社 (たけだじんじゃ)
所在地
〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611
アクセス
JR甲府駅から山梨交通武田神社行きバスで8分、終点下車すぐ
駐車場
150台
営業時間
境内自由(宝物殿は9:30~16:00<閉館16:30>)
定休日
不定休
料金
大人 300円
小人 150円
連絡先
電話番号: 055-252-2609
公式サイト
キーワード

マップ

詳細情報

武田神社は、甲斐の名将として知られる武田信玄公を御祭神としてお祀りする神社で、山梨県甲府市古府中町に鎮座しております。当地は、戦国時代に甲斐武田氏三代、すなわち初代・武田信虎公、二代・武田信玄公、三代・武田勝頼公が約60年余りにわたって国政の中心として居住した「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」の跡地です。この館跡は、昭和15年(1940年)に国の史跡として指定されました。

武田神社は、大正8年(1919年)、甲斐国の英雄である信玄公の御遺徳を永く後世に伝えるため、この歴史的な館跡に創建されました。

武田信玄公の生涯と功績
武田信玄公は、大永元年(1521年)、現在の武田神社背後に位置する石水寺要害城にお生まれになりました。21歳で甲斐国の国主となって以降、約30年にわたり数多くの合戦に臨み、優れた戦績を収め、戦国時代屈指の名将として名を馳せました。

一方で、信玄公は単なる武将にとどまらず、優れた政治家・行政家でもありました。特に治水事業では、「信玄堤」に代表される河川改修を行い、農地を洪水から守るとともに農業生産力の向上に尽力しました。また、度量衡の統一や商業の振興などにも力を注ぎ、領国経営の安定と発展を実現しました。

そのため信玄公は、領民から深く敬愛され、現在でも山梨県では親しみを込めて「信玄さん」と呼ばれ、郷土の英雄として語り継がれています。天正元年(1573年)4月12日、上洛の志半ばにして信州駒場にて、53歳で生涯を閉じられました。

武田神社創建の経緯
大正4年(1915年)、大正天皇の御即位に際し、信玄公の墓前に従三位が追贈されました。これを契機として、信玄公の御遺徳を顕彰しようとする機運が県民の間で高まり、官民一体となった「武田神社奉建会」が設立されました。

多くの浄財が寄せられ、大正8年に社殿が竣工し、信玄公の御命日である4月12日には初の例祭が厳かに奉仕されました。以来、武田神社は甲斐国の総鎮護として篤い崇敬を集めてきました。平成11年(1999年)には創建80年を迎え、祈祷殿「菱和殿(りょうわでん)」の造営をはじめとする各種記念事業も行われています。

境内と史跡としての価値
武田神社の境内には、戦国時代当時の面影を今に伝える濠、土塁、石垣、古井戸などが現存しており、第一級の戦国館跡として高い歴史的価値を有しています。また、神社創建の際には県内各地から数百種類もの樹木が奉献され、四季折々に美しい景観を楽しむことができます。

境内には、今も清水が湧き出る「姫の井戸」や、全国的にも珍しい「三葉の松」があり、これらはパワースポットとして多くの参拝者に親しまれています。特に三葉の松は、秋に黄金色に変わって落葉することや、通常より一葉多い三葉であることから、身につけると金運上昇のご利益があると伝えられています。

宝物殿と文化財
拝殿右奥にある宝物殿には、国指定重要文化財である太刀銘「一」をはじめ、武田氏ゆかりの鎧、甲冑、刀剣などが展示されており、甲斐武田氏一族の繁栄と武威を今に伝えています。これらの貴重な資料を通じて、戦国時代の歴史や武田氏の文化を身近に感じることができます。

ご利益と信仰
武田神社のご利益として特に有名なのが「勝運」です。戦に強かった信玄公にあやかり、勝負事の成功はもとより、「人生そのものに勝つ」「自分自身に克つ」といった精神的な勝利のご利益を授かることができるとされています。

また、農業・商業・工業を振興した信玄公の功績から、産業・経済の神としても信仰を集めており、商売繁昌や開運、厄除を願う多くの参拝者が訪れます。民政に優れた統治を行ったことから、政治に携わる人々からも篤く崇敬されています。

年中行事と文化活動
毎年4月12日の信玄公御命日には例祭および神輿渡御が執り行われます。また、昭和41年(1966年)以降は、信玄公を讃える都市祭礼として「信玄公祭り」が4月上旬の週末に開催され、甲府の一大行事となっています。

神楽殿である能舞台様式の「甲陽武能殿」では、能楽上演や古武道奉納などが行われ、伝統文化の発信の場としても重要な役割を果たしています。

武田神社は、武田信玄公の偉業と人徳を今に伝えるとともに、歴史・文化・信仰が一体となった甲府随一の名社です。戦国時代の息吹を感じながら、勝運や開運、心の支えを求めて参拝できる場所として、現在も多くの人々に親しまれています。

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