行動展示が面白い
動物の自然な動きが見やすく、ただ眺めるだけで終わりにくいです。
AI要約
AIによる要約です。営業時間・料金・休館日は公式情報をご確認ください。
動物の自然な動きを間近で見られる、家族旅行にも人気の体験型動物園です。
日本最北端の動物園として知られ、行動展示で動物本来の姿を楽しめます。ペンギンやホッキョクグマの見せ方が工夫され、子どもから大人まで飽きにくいのが魅力です。季節イベントもある一方、混雑しやすいので時間に余裕を持つと安心です。
動物の自然な動きが見やすく、ただ眺めるだけで終わりにくいです。
冬のペンギンの散歩や夏の夜の動物園など、訪れる時期で印象が変わります。
ペンギン、ホッキョクグマ、アザラシなど人気展示がまとまっています。
人気展示を先に回り、もぐもぐタイムを挟みながら園内をゆっくり巡ると楽しみやすいです。
旭川市旭山動物園は、北海道旭川市に位置する日本最北端の動物園で、1967年(昭和42年)に開園しました。寒冷な気候を活かした展示や、動物たちの自然な姿を観察できる工夫により、全国的に高い人気を誇る観光スポットとなっています。
独創的な「行動展示」の先駆者
旭山動物園の最大の特徴は、「行動展示(こうどうてんじ)」という展示手法にあります。これは、動物たちが本来持つ能力や行動を引き出し、来園者が自然な姿を間近で観察できるよう工夫された展示方法です。従来の「見るための展示」から一歩進み、「感じ、考えるための展示」を目指しており、動物福祉の観点からも高く評価されています。
たとえば、「ぺんぎん館」では、透明な水中トンネルの中から、ペンギンが頭上や横を泳ぐ様子を観察できます。また、「あざらし館」では、円柱型の水槽を上下に移動するアザラシのスピード感あふれる動きを間近に見ることができ、来園者の目を引きます。
さらに、「ほっきょくぐま館」では、水中に豪快にダイブするホッキョクグマの姿を間近で観察でき、その迫力ある動きが大変人気です。「オランウータン舎」では、高さ17メートルの塔をワイヤーで渡る空中散歩の様子を見られ、特に夏季にはスリル満点の移動風景が話題となります。「かば館」では、水中を泳ぐカバの姿をガラス越しに下からも観察でき、その重厚な体のしなやかな動きが印象的です。
北海道特有の動物に焦点を当てた展示も多く、「タンチョウ舎」「エゾシカの森」「北海道産動物舎」などでは、地域に根ざした動物たちの生態や生活環境を学ぶことができます。2022年には、北海道を代表する野生動物であるヒグマに焦点を当てた「えぞひぐま館」がオープンしました。知床の自然を再現した屋内放飼場により、より身近にヒグマを観察できるようになっています。
季節ごとのイベントも魅力
旭山動物園では、一年を通してさまざまな季節限定イベントが行われています。夏には「夜の動物園」が開催され、お盆の期間中は夜間も開園します。普段は見られない動物たちの夜の様子や、夜行性動物の活発な姿を観察でき、とくにオオカミの遠吠えが聞こえる瞬間は、来園者に大きな感動を与えます。
一方、冬の人気イベント「ペンギンの散歩」では、雪の積もった園内を柵のないコースでペンギンたちがよちよちと歩き、その愛らしい姿が来園者を笑顔にします。
「もぐもぐタイム」と「ワンポイントガイド」
動物たちが実際に食事をする様子を見学できる「もぐもぐタイム」も、旭山動物園の人気コンテンツの一つです。それぞれの動物によって実施時間が異なるため、当日の掲示板や公式サイトでスケジュールを確認しながら見学ルートを計画すると、より充実した体験ができます。
また、飼育員が担当する動物について直接解説を行う「ワンポイントガイド」も実施されており、動物の生態や特徴について深く知ることができる貴重な機会となっています。
動物園の理念と役割
旭山動物園は、単なる観光施設にとどまらず、以下の4つの重要な役割を果たしています。
1. レクリエーションの場
美しい動物たちと共に楽しい時間を過ごし、その命の力強さや尊さを実感できる環境を提供しています。
2. 教育の場
動物園ガイド、野外観察会、動物教室、出張授業などを通じて、野生動物の現状や人間との関係について、子どもから大人まで幅広く学べる機会を提供しています。
3. 自然保護の場
絶滅の危機にある動物を対象に計画的な繁殖を行い、種の保存や将来的な野生復帰を目指すとともに、動物たちの故郷である自然環境について考える機会を提供しています。旭山動物園はこれまでに、ホッキョクグマなどを含めた動物で20件の繁殖賞を受賞しています。
4. 調査・研究の場
飼育を通じて得られるさまざまなデータを活用し、野生動物の保護や人獣共通感染症の研究、人と動物の共生に関する研究にも貢献しています。
旭山動物園の理念である「伝えるのは、命」という言葉には、動物とのふれあいを通して、命のぬくもりや尊さを感じ、命と真剣に向き合うきっかけにしてほしいという願いが込められています。
入園者数の推移と復活の軌跡
開園当初は地域に親しまれる施設として発展してきましたが、1996年(平成8年)には来園者数が年間26万人にまで落ち込み、閉園の危機に瀕しました。しかし、その後、「行動展示」の導入や展示内容の革新、新施設の建設などの取り組みによって来園者数が急増。2004年(平成16年)には年間144万9千人を記録し、初めて100万人の大台を突破しました。
さらに、2006年には年間304万人、2007年には307万2千人を記録。地方都市である旭川市(人口約35万人)において、これほどの来園者を集めたことは驚異的といえます。
現在では、北海道内のみならず日本全国からの観光客や修学旅行生、さらには台湾や香港など海外からの旅行者も多く訪れ、幅広い世代に支持される動物園として、国内外で高い評価を得ています。
旭川市旭山動物園は、「命」と向き合う体験を通じて、人と動物との新たなつながりを創出し続ける、学びと感動の詰まった場所です。北海道を訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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北海道旭川市東旭川町倉沼 周辺
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屋外観光を楽しみやすい天気です
雨の可能性は低めです。写真撮影や散策を楽しむなら、日中から夕方の時間帯もおすすめです。
天気が変わりやすい日は、営業時間・休室情報もあわせて確認しましょう。
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