春日大社|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!
基本情報
- 名称
- 春日大社 (かすがたいしゃ)
- 所在地
- 〒630-8212 奈良市春日野町160
- アクセス
- JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から
奈良交通バス(春日大社本殿行) 約11~15分
「春日大社本殿」下車すぐ - 駐車場
- 約100台
- 営業時間
- 本社参拝 開門時間 06:30~17:30(11月~2月07:00~17:00)
国宝殿 10:00~17:00(入館は16:30まで)
萬葉植物園 09:00~16:30(12月~2月09:00~16:00) - 定休日
- 国宝殿 年3回の展示替の時(各2~3日間) 萬葉植物園 1・2・12月の月曜日
- 料金
- [御本殿特別参拝] 500円
[国宝殿] 一般500円、大学生・高校生300円、中学生・小学生200円
[萬葉植物園] 一般500円、小人250円 - 連絡先
- 電話番号:0742-22-7788
- 公式サイト
- キーワード
マップ
詳細情報
春日大社は、奈良県奈良市に鎮座する神社で、全国に約3,000社ある春日神社の総本社です。日本の古代国家の繁栄と平和を祈るために創建された由緒ある神社であり、現在も多くの人々の信仰を集めています。
■ 創建と歴史
春日大社の社殿が造営されたのは神護景雲2年(768年)とされますが、その起源は奈良時代初頭にさかのぼります。平城京の守護と国家の繁栄を願い、茨城県の鹿島から武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)に奉遷したことが始まりと伝えられています。
その後、称徳天皇の勅命により現在の地に社殿が造営され、武甕槌命に加え、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)の四柱の神が祀られました。
平安時代には皇族や貴族による「春日詣」が盛んとなり、20年ごとに社殿を新しくする「式年造替」が行われるようになり、現在のような壮大な社殿群が整えられました。中世以降は武士や庶民にも信仰が広がり、全国に多くの分社が造られるようになりました。
■ 社殿と境内の特徴
春日大社の社殿は、鮮やかな朱塗りが特徴で、周囲の自然と美しく調和しています。社殿の配置は創建当初からほとんど変わっておらず、日本古来の神社建築の姿を今に伝えています。
境内には約3,000基の石燈籠や釣燈籠が並び(石燈籠約2,000基、釣燈籠約1,000基)、これらは貴族や武士だけでなく庶民からも奉納されたもので、厚い信仰の歴史を物語っています。参道には重要文化財である一之鳥居があり、その先には燈籠が立ち並ぶ幻想的な景観が広がります。
■ 年中行事と信仰
春日大社では年間約2,200回もの神事が行われています。特に有名なのが、毎年2月の節分と8月14日・15日に行われる「万燈籠」です。この行事では境内すべての燈籠に火が灯され、幻想的で神秘的な光景が広がります。
また、3月13日に行われる「春日祭」は1200年以上の歴史を持つ日本三大勅祭の一つで、宮中から勅使を迎えて国家の安泰と国民の平和が祈られます。さらに「春日若宮おん祭」も有名な伝統行事です。
■ 自然環境と世界遺産
春日大社の背後に広がる御蓋山および春日山原始林は、古くから神域として狩猟や伐採が禁じられてきました。そのため太古の自然がそのまま残されており、国の特別天然記念物に指定されています。
1998年には春日大社と春日山原始林が「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録され、その歴史的・文化的価値が国際的にも認められています。
■ 文化財と見どころ
境内にある「国宝殿」には、国宝・重要文化財を含む約3,000点の文化財が収蔵・展示されており、「平安の正倉院」とも称されます。平安時代の神宝や甲冑、刀剣など貴重な資料を見ることができます。
また春日大社は藤原氏の氏神を祀る神社であることから、藤の名所としても知られています。特に4月下旬から5月上旬にかけては境内各所で藤の花が咲き誇り、なかでも樹齢700年を超える「砂ずりの藤」は有名です。隣接する萬葉植物園では約300種類の植物と万葉歌を楽しむことができます。
■ まとめ
春日大社は、奈良時代に国家の安泰を願って社殿が造営された由緒ある神社であり、その起源はそれ以前の神の勧請にさかのぼります。長い歴史の中で皇族から庶民に至るまで幅広い信仰を集めてきました。朱塗りの美しい社殿や数多くの燈籠、豊かな自然環境、そして数々の伝統行事や文化財を有する、日本を代表する神社の一つです。現在もなお、その歴史と信仰は脈々と受け継がれています。