京都水族館 |観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

京都水族館は、京都市下京区の梅小路公園内にある内陸型の大規模水族館です。京都駅から徒歩約15分とアクセスも便利で、約250種・1万5千点のいきものを展示しています。特別天然記念物のオオサンショウウオをはじめ、イルカやペンギン、アザラシなどが人気です。2020年には、約30種・5,000匹のクラゲが漂う「クラゲワンダー」もオープンしました。館内は屋内中心の設計で、雨の日でもゆったり楽しめます。

基本情報

名称
京都水族館  (きょうとすいぞくかん)
所在地
〒600-8835 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
アクセス
「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分
JR山陰本線「梅小路京都西」駅より徒歩約7分
駐車場
周辺の有料駐車場をご利用ください。
営業時間
営業時間 10:00~18:00(日により異なる)
定休日
無休
料金
大人 2,400円
高校生 1,800円
小・中学生 1,200円
幼児(3歳以上) 800円
連絡先
電話番号:075-354-3130
公式サイト

マップ

詳細情報

京都水族館は、京都市下京区の梅小路公園内に位置する、内陸型の大規模水族館です。JR京都駅からは徒歩約15分、またはJR嵯峨野線・梅小路京都西駅から徒歩約7分と、観光拠点からのアクセスも良好です。2012年3月に開業し、約250種・15,000点以上のいきものたちが、全10の展示エリアで紹介されています。

目玉のひとつが、「京の川」エリアに展示されている国の特別天然記念物、オオサンショウウオです。世界最大級の両生類として知られ、その迫力ある姿に加えて、つぶらな瞳が愛らしいと来館者から人気を集めています。また、由良川の上流から下流までの環境を再現した水槽では、イワナやヤマメ、ムギツクなどの淡水魚の生態も観察できます。

「ペンギン」エリアでは、アフリカ南部原産のケープペンギンたちが暮らしています。1階と2階にまたがる広々とした展示空間では、陸でくつろぐ姿と水中を元気に泳ぐ姿の両方を楽しむことができます。また、ペンギンたちの関係性を図で示したユニークな展示「ペンギン相関図」も話題を呼んでいます。

「京の海」エリアでは、高さ約6メートルの巨大水槽が設置されており、マイワシやエイ、サメなど京都近海に生息する魚たちが悠々と泳ぐ姿を観察できます。水槽前にはベンチも設けられており、青く輝く水中の世界を眺めながら、静かなひとときを過ごすことができます。

2020年には、新たな展示エリア「クラゲワンダー」がオープンしました。西日本最多となる約30種・5,000匹以上のクラゲが展示されており、その多様な色・形・大きさに驚かされます。中でも、360度からミズクラゲを見渡せるパノラマ水槽「GURURI(ぐるり)」では、まるでクラゲたちとともに海を漂っているかのような幻想的な体験が味わえます。さらに、飼育スタッフの愛がこもった解説パネル「クラゲワンダー大図鑑」も設置され、観察と学びを同時に楽しむことができます。

そのほか、オットセイやゴマフアザラシが元気に泳ぐ半屋外エリアでは、チューブ型の水槽や岩場でのんびりと過ごす彼らの姿を間近に見ることができます。館内出口付近には、田んぼや京野菜の畑を備えた「京の里山」エリアがあり、九条ねぎや聖護院かぶらといった京都ならではの野菜が育てられる様子を観察できます。自然と都市が調和する京都の風景をリアルに再現した、癒やしの空間です。

京都水族館では、「近づくと、もっと好きになる。」をコンセプトに、いきものとの距離を縮める多彩な体験プログラムも展開しています。飼育スタッフによる解説イベント「ごはんの時間」や、小さなお子様向けのワークショップなど、楽しみながら学べる内容が充実しています。

展示の多くが屋内にあり、雨の日でも快適に楽しめるのも大きな魅力です。館内にはカフェやミュージアムショップも併設されており、京都水族館オリジナルのグッズやお土産を購入することもできます。

大人から子どもまで、幅広い世代が学びと癒やしを体験できる京都水族館は、京都観光の際にぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。