京都鉄道博物館|観光の魅力・歴史・アクセス方法・営業時間を写真&動画でチェック!

京都鉄道博物館は、2016年に開館した日本最大級の鉄道博物館で、「見る・さわる・体験する」をテーマに楽しみながら学べる施設です。0系や500系新幹線、C62形蒸気機関車など貴重な実物車両を展示し、運転シミュレータや本物の蒸気機関車がけん引するSLスチーム号の乗車体験も可能です。鉄道の歴史やしくみを学べる展示や、JR西日本社員による体験プログラムも充実しており、大人から子どもまで一日中楽しめるスポットです。

基本情報

名称
京都鉄道博物館 (きょうとてつどうはくぶつかん)
所在地
〒600-8835  京都市下京区観喜寺町
アクセス
JR「梅小路京都西」駅下車 徒歩約2分
駐車場
周辺の有料駐車場をご利用ください。
営業時間
10:00~17:00
*入館は16:30まで
定休日
毎週水曜日・年末年始(12/30〜1/1)ほか ※祝日、春休み、夏休みなどは開館
料金
一般 1,500円
大学生・高校生 1,300円
中学生・小学生 500円
幼児(3歳以上) 200円
連絡先
電話番号:0570-080-462
公式サイト

マップ

詳細情報

京都鉄道博物館は、鉄道に関する歴史・技術・文化を総合的に紹介する、日本最大級の鉄道博物館です。2016年(平成28年)4月29日、京都市下京区の梅小路エリアに開館し、蒸気機関車から新幹線まで、鉄道の魅力を幅広く体感できる施設として多くの方々に親しまれています。

館内の展示は「見る・さわる・体験する」をテーマに構成されており、子どもから大人まで楽しみながら学べる工夫が随所に施されています。展示車両は、前身である「梅小路蒸気機関車館」の収蔵車両を含めて54両にのぼり、初代新幹線「0系21形1号車」や、時速300kmの営業運転を実現してギネス世界記録にも登録された「500系新幹線電車」、国鉄最大級の蒸気機関車「C62形」など、鉄道史を彩った名車両が多数展示されています。

本館のエントランスを入ると、0系新幹線、クハ86形1号車、C62形26号機といった懐かしの車両が並ぶ壮観な展示が目を引きます。車両の外観や構造の細部まで丁寧に保存・展示されており、その造形美をじっくり観察できます。

2階には「運転シミュレータ」コーナーがあり、在来線と新幹線の運転体験が可能です(抽選制)。運転士の気分を味わえるリアルな操作体験は、鉄道ファンはもちろん、初めての方にも人気です。

また、鉄道模型が走行する日本最大級の「鉄道ジオラマ」では、音楽や照明、ナレーションを交えた演出が楽しめます。保線用自転車の試乗体験など、体験型展示も充実しており、実際に蒸気機関車がけん引する客車に乗車できる「SLスチーム号」(有料)は、博物館ならではの貴重な体験のひとつです。

特に見逃せないのが、国の重要文化財に指定されている「扇形車庫」です。大正3年(1914年)に建設された鉄筋コンクリート造りのこの車庫には、20両の蒸気機関車が整然と並び、国内外の鉄道ファンから高く評価されています。現存する最古級の機関車庫であり、その壮観な姿は訪れる人々に深い感動を与えます。

さらに、3階の「スカイテラス」からは、JR京都線や新幹線が行き交う様子を一望でき、京都の街並みと鉄道風景を同時に楽しめる人気のビュースポットとなっています。

当館は、「地域と歩む鉄道文化拠点」をコンセプトに掲げ、学校教育や地域施設との連携を通じて、鉄道を学びの場・憩いの場として活用する取り組みを進めています。JR西日本社員による「鉄道おしごと体験」や、館内スタッフによるガイドツアー、各種ワークショップなども行われており、来館者が鉄道への理解をより深められる文化活動が展開されています。

また、鉄道資料の体系的な収集・保存、調査・研究にも注力し、鉄道文化の継承と発展に貢献することを使命としています。

京都鉄道博物館は、過去の鉄道の歩みにふれ、未来の鉄道を考えることができる貴重な場所です。鉄道の奥深い世界を、ぜひご自身の目と体で体験しにお越しください。